2024 2.22 THU
【受付終了】ウェビナー「日本財政は持続可能か:2024年度予算案、中長期試算を受けて」
2024年2月22日(木)10:00~11:30
※ 事前登録制/参加無料/Zoomウェビナー使用/使用言語:日本語
※本ウェビナーは受付を終了いたしました。
一昨年来、防衛費大幅増、少子化対策などの財源論が、政策論争の大きな争点となっています。昨年11月に閣議決定された総合経済対策は7割近くを国債で賄うこととなり、財政の持続性についての懸念が、多くのメディアで改めて論じられました。
本ウェビナーでは、日本財政の持続性について、昨年12月に閣議決定された2024年度予算案、今年1月に発表された財政収支の中長期試算などの最新の情報を踏まえつつ、日本財政の政策実務や研究に精通した専門家が集い、具体的な検討を行います。
冒頭では、日本の財政政策の中枢を長年担ってきた矢野康治前財務省事務次官からの基調講演を予定しています。矢野氏が2021年に文藝春秋誌において発表した論文「財務次官、モノ申す『このままでは国家財政は破綻する』」(文藝春秋読者賞受賞)は、大きな政策論争の起点となりました。その後の状況を踏まえた講演となります。
矢野氏の基調講演に続き、3名の専門家よりプレゼンテーションを行います。いずれも政策実務と経済財政研究の双方に携わった経験のある専門家であり、政策実務とデータに基づいた具体的な問題提起をいたします。
締めくくりとして、矢野氏及びプレゼンテーターが参加するディスカッションを行います。ディスカッションの冒頭では、基調講演及び各プレゼンテーションを踏まえた問題提起を行い、財政問題について今や最大の障壁となっている政治の問題についても取り上げます。
最新の情報と政策の現場感覚に根ざしたオンラインのウェビナーとする予定です。事前登録の際の質問に加え、当日はご聴衆の皆さまからの質問も、ZoomのQ&A機能でいただきたいと考えております。皆さまのご参加をお待ちしています。
チラシのPDFはこちら
◆ 登壇者 (五十音順・敬称略)
小黒一正 東京財団政策研究所研究主幹/法政大学経済学部教授
片山健太郎 国際通貨基金(IMF)財政局審議役 ※米国よりオンラインで参加
加藤創太 東京財団政策研究所研究主幹(研究代表者)
松岡秀明 東京財団政策研究所プログラム・メンバー/一橋大学経済学研究科兼国際・公共政策大学院准教授
矢野康治 神奈川大学特別招聘教授/前財務省事務次官
◆ プログラム ※当日の状況により内容に変更が生じる可能性があります
■司会・モデレーター
加藤創太 東京財団政策研究所研究主幹
1.冒頭挨拶
2.基調講演(30分)
矢野康治 神奈川大学特別招聘教授/前財務省事務次官
3.プレゼンテーション(各10分)
小黒一正 東京財団政策研究所研究主幹/法政大学経済学部教授
片山健太郎 国際通貨基金(IMF)財政局審議役
松岡秀明 東京財団政策研究所プログラム・メンバー/一橋大学経済学研究科兼国際・公共政策大学院准教授
4.ディスカッション(30分)
パネリスト :小黒、片山、松岡、矢野
モデレーター:加藤
◆ 本研究プログラム紹介ページ