2009 4.15 WED
第24回東京財団フォーラム「世界の貧困を考える」
23年間にわたり「貧困のない世界をつくる夢を追った」(著書『国をつくるという仕事』<英治出版>より)西水美恵子・元世界銀行南アジア地域担当副総裁を招き、これまでの途上国における「開発」が持つ問題点や矛盾、これからどうすべきか、そしてそれらを踏まえた上での日本人へのメッセージなどについて語っていただきます。
続く加藤秀樹・東京財団会長が加わっての対談セッションでは、グローバル経済が持つネガティブな影響に飲み込まれ、貧困のままに置かれている人々に対して国際社会や日本はどのような理念を持って何をすべきか、そこで忘れてはならない視点はなにか、持つべき地域的視点や文化的視点・哲学は何かなど、開発援助という行為の前提となる価値観について考えます。
ご来場の皆様との対話も予定していますので、ふるってご参加ください。
【日時】4月15日(水)18:30~20:00
【会場】日本財団ビル2階大会議室
【テーマ】「世界の貧困を考える」
【スピーカー】西水美恵子 元世界銀行南アジア地域担当副総裁
【モデレーター】加藤秀樹 東京財団会長
≪西水美恵子氏の略歴≫
米国ジョンズ・ホプキンズ大学にてph.D(経済学)取得。プリンストン大学助教授等を経て1980年世界銀行入行。ヨーロッパ・中東・北アフリカ地域、アフガニスタン、パキスタン、トルコ、スリランカ、バングラデシュ、などを担当して、1997年より2003年まで南アジア地域担当副総裁。その間の現場体験をまとめた『国をつくるという仕事』(英治出版)をこのほど上梓。