2009 5.15 FRI
第25回東京財団フォーラム「戦後農政を大転換せよ ―減反廃止と農業構造改革―」
第25回フォーラム「戦後農政を大転換せよ ―減反廃止と農業構造改革―」
日時:2009年5月15日(金) 18:30~20:30
場所:日本財団ビル2階 大会議室(港区赤坂1-2-2)
テーマ:「戦後農政を大転換せよ ―減反廃止と農業構造改革―」
スピーカー:
石破 茂 農林水産大臣
篠原 孝 衆議院議員、前・民主党ネクスト農林水産大臣
生源寺眞一 東京大学大学院農学生命科学研究科教授
山下一仁 東京財団上席研究員
第25回フォーラム「戦後農政を大転換せよ ―減反廃止と農業構造改革―」は、東京財団における農政改革プロジェクト(リーダー:山下一仁上席研究員)の成果の中間報告をすることを目的に開催したのですが、現職農林水産大臣と民主党の農政の論客、そして農業経済学会の第一人者にお集まり頂き、大変中身の濃い議論をすることが出来ました。
総選挙を4カ月以内に控え、現職の大臣が来るということで、本フォーラムの告知直後から、参加希望者が殺到し、当日も200名以上の方にお越し頂きました。農政というテーマで、しかも減反と直接支払いという専門的な話であったにも拘わらず興味を持って頂けるというのは驚きですし、それだけ農政が政治の論点として重要になってきたということの表れでしょう。昨今の国際穀物相場の急騰や相次ぐ食品偽装問題や事故米等の事件を受け、食料安保や食の安全に対する国民の関心が高まっていることも背景にあるのでしょう。
石破大臣は「大勢で議論したい」からと無理を押して来て下さいました。これを機会に、農政に対する国民的議論が盛り上がることを願って止みません。
フォーラムは加藤秀樹(東京財団会長)の挨拶に始まり、山下上席研究員が研究内容を説明、そしてそれに対するコメントを生源寺先生から頂きました。その後、篠原氏と石破大臣にそれぞれ今後の農政に関するお考えをお話頂き、パネルディスカッション、質疑応答と続きました。詳細については、動画と下記の配布資料をご参照ください。
※この動画は2009年5月15日に実施された東京財団フォーラム「戦後農政を大転換せよ ―減反廃止と農業構造改革―」より一部抜粋してお届けしています。 (生源寺氏・篠原議員は、一部静止画)