第62回東京財団フォーラム/医療・介護制度改革を考える連続フォーラム<第2回> | 東京財団政策研究所

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2013 6.14 FRI

第62回東京財団フォーラム/医療・介護制度改革を考える連続フォーラム<第2回>

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納得できるケアと透明な料金体系を目指して

東京財団は昨年10月、政策提言 「医療・介護制度改革の基本的考え方」 を公表し、医療・介護連携によるプライマリ・ケア(初期包括ケア)の充実や政策決定の分権化などを提言しました。

しかし、医療・介護は殆ど全員の国民に関係する領域であり、その基盤である連帯は国民自身が作り上げる必要があります。このため、医療・介護の制度改革に関して、国民が単なる受益者や傍観者ではなく、当事者や納税者の意識を持って議論に参加し、合意を形成して行く必要があります。

そこで、東京財団は非営利・独立の立場を生かし、医療・介護改革についてオープンな立場で関係者が議論する場として、 連続フォーラム を開催することにしました。

フォーラムでは、サービス供給体制や報酬制度、保険制度などのテーマについて、厚生労働省が掲げる「地域包括ケア構想」(在宅を中心に生活圏内で医療・介護サービスを切れ目なく提供するシステム)の課題や足りない視点を浮き彫りにしつつ、あるべき方向性を模索します。

第2回は「納得できるケアと透明な料金体系を目指して」と銘打って、治療・ケア行為ごとに加算される現在の報酬体系の見直しについて、東京都江東区を中心に医療・介護サービスを提供する医療法人財団「寿康会」理事長で全日本病院協会副理事長を務める猪口雄二さん、東京都三鷹市を拠点に指名制や独立型ヘルパー、私費の生活支援サービスなど独自の訪問介護サービスを展開しているNPO法人「グレースケア機構」代表の柳本文貴さん、医療経済・経営学を専攻する多摩大学大学院医療・介護ソリューション研究所教授の真野俊樹さんをお招きし、出来高払いを中心とする現在の報酬制度のメリットやデメリット、報酬制度の複雑化が現場に与えている影響、今後の方向性などを議論します。

 

第62回 東京財団フォーラム

― 医療・介護制度改革を考える連続フォーラム <第2回>

【日時】 2013年6月14日(金) 18:00~20:00(受付17:30~)

【会場】 日本財団ビル 2階 会議室(港区赤坂1-2-2)

【テーマ】 「納得できるケアと透明な料金体系を目指して」

【スピーカー】

  • 猪口雄二 (全日本病院協会副理事長、医療法人財団寿康会理事長)
  • 柳本文貴 (NPO法人グレースケア機構代表)
  • 真野俊樹 (多摩大学大学院医療・介護ソリューション研究所教授)

【モデレーター】

三原 岳 (東京財団研究員兼政策プロデューサー)

【参加費】 無料

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