2013 10.3 THU
第65回東京財団フォーラム「揺れるシリア・エジプトと米ロ中の思惑」
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● 告 知 文 ●
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シリアではアサド政権と反体制派の内戦で10万人以上の死者を数え、その後、米ロ合意による化学兵器廃棄プロセスが進んでいますが、この枠組みがうまくいくと考えている専門家は多くありません。また、エジプトでは軍のクーデターで排除されたモルシ前大統領支持派を中心とする反政府デモが続き、軍の弾圧によって850人を超える死者が出ました。
こうした中東情勢の不安定化は原油価格の高騰を招き、原発事故以来、エネルギーの高コストに苦しむ日本経済には直接の影響があります。また、シリア攻撃回避で示された米国の指導力の低下は、中国の台頭で不安定化している東アジア情勢に影響する問題です。
中東地域をはじめ米国、ロシア、中国など世界の主要地域の情勢分析をウェブサイトで定期的に提供している東京財団「ユーラシア情報ネットワーク」プロジェクトのメンバーが、シリア・エジプトの現況を俯瞰し、今後の世界の動きを分析します。
【モデレーター】 | 浅野貴昭 東京財団研究員 |
【スピーカー】 | 畔蒜泰助 東京財団研究員〔ロシア〕 小原凡司 東京財団研究員〔中国〕 佐々木良昭 東京財団上席研究員〔トルコ・イスラム圏〕 益田哲夫 東京財団研究員〔東アジア〕 渡部恒雄 東京財団上席研究員兼政策研究ディレクター〔米国〕 |
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http://www.ustream.tv/channel/tokyofoundation
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