2013 10.29 TUE
第68回東京財団フォーラム「日本とオランダの介護政策の将来像」
日本とオランダの介護政策の将来像
東京財団は昨年10月、政策提言 「医療・介護制度改革の基本的考え方」 を公表し、医療・介護連携によるプライマリ・ケア(初期包括ケア)の充実や政策決定の分権化などを提言しました。
しかし、医療・介護は殆ど全員の国民に関係する領域であり、その基盤である連帯は国民自身が作り上げる必要があります。このため、医療・介護の制度改革に関して、国民が単なる受益者や傍観者ではなく、当事者や納税者の意識を持って議論に参加し、合意を形成して行く必要があります。
そこで、東京財団は非営利・独立の立場を生かし、医療・介護改革についてオープンな立場で関係者が議論する場として、 連続フォーラム を開催することにしました。
第3回は世界で初めて介護保険制度を導入したオランダからゲストをお招きします。オランダも日本と同様、人口の老齢化と医療・介護費用の増加に直面しており、持続可能性を高めるための取り組みとして、制度外サービスの活用やケアの効率化といった改革に着手しています。
オランダの取り組みから得られる教訓は何なのか。
オランダの医療・介護制度を研究するお茶の水女子大学の大森正博准教授、オランダで満足度1位の在宅ケア提供組織「Buurtzorg(ビュートゾルフ)」と交流しているケアーズ白十字訪問看護ステーションの秋山正子さんを交えて、日本とオランダの介護政策を巡る将来像を話し合います。奮ってご参加ください。
第68回 東京財団フォーラム
― 医療・介護制度改革を考える連続フォーラム <第3回>
【日時】 2013年10月29日(火) 14:00~16:00(受付13:30~)
【会場】 日本財団ビル 2階 会議室(港区赤坂1-2-2)
【テーマ】 「日本とオランダの介護政策の将来像」
【スピーカー】
Marieke van der Waal (Leyden Academyディレクター)
秋山正子 (ケアーズ白十字訪問看護ステーション代表取締役)
大森正博 (お茶の水女子大学生活科学部准教授)
【モデレーター】
三原 岳 (東京財団研究員兼政策プロデューサー)
【参加費】 無料
【言語】 日英同時通訳付