2014 4.11 FRI
第77回東京財団フォーラム「パラドックスは起こっているか?-日米韓の思惑を読み解く」
●告知文●
3月末のハーグでの核保安サミットに際して、日韓首脳が就任後はじめて日米韓三カ国会談を行いました。しかし、これも米国の強いイニシアティブによるものであり、日韓、および日中の関係は依然として改善の気配が見えてきません。
その妥当性はともかく、韓国の朴大統領が「アジアのパラドックス」と呼んだ日本と中韓との間での歴史認識や領土問題に端を発した政府レベルでの反目は、それまでの経済と民間の交流の深まりにも関わらず、かつてないほど、大きくなってきました。
クリミア半島情勢をめぐり、ロシアとの関係が難しくなっている中、オバマ大統領が日米韓首脳会談を主導したことをみても、米国は北東アジアの現状に強い問題意識をもっているのは間違いありません。
近隣外交および日米同盟を視野に、日本外交の現状と今後のあり方について、当財団の名誉研究員と上席研究員らが語り合います。奮ってご参加ください。
【日時】2014年4月11日(金)15:30~17:00(開場15:00)
【会場】日本財団ビル2階会議室
【テーマ】「パラドックスは起こっているか?-日米韓の思惑を読み解く」
【スピーカー】
ジェラルド・カーティス(東京財団名誉研究員)
川口順子(東京財団名誉研究員)
細谷雄一(東京財団上席研究員、慶應義塾大学教授)
渡部恒雄(東京財団上席研究員兼政策研究ディレクター)
【モデレーター】
今井章子(東京財団研究員兼広報渉外ディレクター)
【参加費】無料