2007 4.10 TUE
地方行政に関するオープンフォーラム(第1回)~自治体を輝かせるための処方箋~
東京財団では、地方行財政の重要性が高まるなか、行政の現場で先駆的なアプローチを試みる方々によるオープンフォーラムを開催しました。
【第1回テーマ】
「自治体の”自立力”~カギは人材にあり~」
【パネリスト】
・ 海東英和 (滋賀県高島市長)
・ 西芝雅美 (ポートランド州立大学助教授)
【モデレーター】
・ 斎藤健 (東京財団研究員、前埼玉県副知事)
海東市長からは、分権時代に自治体職員が求められる資質について、またそれに備えた人材開発の重要性について高島市の取り組み事例を交えながらお話しいただきました。西芝先生からは、米国で 市区町村職員向けの研修 を担当するなかで、日本の自治体職員の特徴などについてのご見解を紹介いただきました。モデレーターの斎藤先生からは、分権への流れが加速するなかで、感情的に地方の自立を望むのではなく、大枠の制度改革を早急に整備すべしとのご提案がありました。
なお当日は、統一地方選真っ只中にもかかわらず約80名の聴衆にお集まり頂き、大変有意義なディスカッションの場を持つことができました。心より感謝申し上げます。
4月後半に当日の討議概要を公開する予定です。
本フォーラムに関するご意見、ご感想、今後へのご提案等は、東京財団奨学事業部までお気軽にお寄せ下さい。