2007 6.15 FRI
公開シンポジウム「ホームズ国連事務次長と語る人道支援」
東京財団主催 公開シンポジウム「ホームズ国連事務次長と語る人道支援」
東京財団「国連研究プロジェクト」では、6月15日に国連のホームズ事務次長をお招きし、「ホームズ事務次長と語る人道支援」と題したシンポジウムを開催いたしました。
ホームズ氏は英国の外交官出身で、人道問題担当として、今年の3月より事務次長に就任されています。
司会・進行役に東京財団主任研究員の北岡伸一東京大学教授、コメンテーターとして、外務省の鶴岡公二地球規模課題審議官をお迎えし、国連や日本の人道問題への取り組みについて討論を行いました。
まず、ホームズ事務次長より、基調講演がありました。OCHA(国連人道問題調整部)の役割と人道支援についての考え方を、インド洋の津波やスーダン、ソマリアでの支援など、具体的な事例を交えつつ語っていただきました。
>>>ホームズ事務次長の講演要旨(PDFファイル)
次に、鶴岡外務省審議官に日本政府の立場からのコメントをいただいた後、会場にお越しいただいた皆様とのディスカッションが行われました。熱心な質問は多岐にわたり、予定した終了時刻をオーバーしてしまうほど活発に議論が行われました。
今後も国連研究プロジェクトでは、日本と国連の関係のあるべき姿について、様々な視点から議論してまいります。
ジョン・ホームズ国際連合事務次長
プロフィール
1951年 英国(プレストン)生まれ。オックスフォード大学卒。
2007年 3月~ 国際連合事務次長(人道問題担当・緊急援助調整官)。
2001年10月~ 駐仏英国大使。1999年 駐ポルトガル英国大使。
1997年 ブレア英国首相補佐官。1995年 英国外務省欧州連合部部長。
1991年 在印英国大使館参事官。1973年 英国外務省入省。
ペネロプ・モリス(Penelope Morris)夫人、3女。
北岡伸一 東京財団主任研究員
プロフィール
東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。
立教大学法学部教授等を経て、1997年に東京大学法学部教授。
小泉首相の「対外関係タスクフォース」メンバー、日韓歴史共同研究委員会委員、
国連代表部次席大使などを歴任。現在、東京大学教授、日中歴史共同研究委員会座長。
2007年4月より東京財団主任研究員。
告知文
東京財団では、この度、国連で人道問題を担当するジョン・ホームズ事務次長が来日する機会に、
公開シンポジウムを開催いたします。
ホームズ事務次長は英国生まれ、1973年に外務省へ入省、ブレア首相補佐官、ポルトガル大使、
フランス大使などを歴任して、2007年3月、国連事務次長に就任しました。
就任早々、スーダン、チャド、中央アフリカを視察するなど、深刻化する難民問題に精力的に取り組んでいます。
また、国の内外で数百万人に上るイラクの難民にも国際社会の注意を喚起しています。
シンポジウムは当財団が実施する「国連研究プロジェクト」の第2回研究会を兼ねて行うものです。
是非皆様のご参加を賜りますようご案内申し上げます。
- ゲスト: ジョン・ホームズ国際連合事務次長(人道問題担当・緊急援助調整官)
- 司会: 北岡伸一(東京財団主任研究員、東京大学教授)
- コメンテーター: 鶴岡公二(外務省地球規模課題審議官) (敬称略)
- 言語: 日英同時通訳付
ジョン・ホームズ国際連合事務次長
プロフィール
1951年 英国(プレストン)生まれ。オックスフォード大学卒。
2007年 3月~ 国際連合事務次長(人道問題担当・緊急援助調整官)。
2001年10月~ 駐仏英国大使。1999年 駐ポルトガル英国大使。
1997年 ブレア英国首相補佐官。1995年 英国外務省欧州連合部部長。
1991年 在印英国大使館参事官。1973年 英国外務省入省。
ペネロプ・モリス(Penelope Morris)夫人、3女。
北岡伸一 東京財団主任研究員
プロフィール
東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。
立教大学法学部教授等を経て、1997年に東京大学法学部教授。
小泉首相の「対外関係タスクフォース」メンバー、日韓歴史共同研究委員会委員、
国連代表部次席大使などを歴任。現在、東京大学教授、日中歴史共同研究委員会座長。
2007年4月より東京財団主任研究員。