2008 1.30 WED
若手政治外交研究者リレー政策懇談会: 歴史のレンズで見る東アジア 第1回「転換期韓国の政治外交」
東京財団政治外交検証プロジェクト のメンバーら、新進気鋭の若手政治外交研究者が順番に登壇するリレー政策懇談会が、1月から始まります。第1ラウンドは、激しい変容を見せる東アジアを取り上げ、歴史を手がかりに地域・域内国の「今」と「未来」を分析、予測します。
トップバッターは、韓国政治を専門とする慶應義塾大学専任講師の西野純也氏です。2008年に建国60周年の節目を迎える韓国では、先の大統領選で李明博候補が「先進化」を訴え当選しました。韓国のこれまでの歩みを振り返りつつ、転換期にある韓国の政治外交、朝鮮半島情勢、日韓関係などについて報告します。
■若手政治外交研究者によるリレー政策懇談会
ラウンド(1) - 歴史のレンズで見る東アジア-
第1回
【日 時】 2008年1月30日(水) 12:00~13:30
【場 所】 日本財団ビル2階 会議室
【テーマ】 「転換期韓国の政治外交」
【講 師】 西野 純也
慶應義塾大学法学部政治学科専任講師、東京財団政治外交検証プロジェクト・メンバー。2003年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学、2005年、延世大学大学院政治学科博士課程卒業、博士(政治学)。主要著作に『朝鮮半島と国際政治』、『日韓国際政治学の新地平』、『韓国における市民意識の動態II』(いずれも共著)など。
<今後の予定は次の通り>
・2月中旬
「中国外交-その自画像と外からの目線」
講師:川島 真 (東京大学大学院総合文化研究科准教授、東京財団政治外交検証プロジェクト・メンバー。『中国近代外交の形成』で2004年度サントリー学芸賞)
・3月中旬
「戦後アジアの変容と日本」
講師:宮城 大蔵 (政策研究大学院大学政策研究科助教授、東京財団政治外交検証プロジェクト・メンバー。『戦後アジア秩序の模索と日本』で2005年度サントリー学芸賞)