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2010 4.21 WED

第32回東京財団フォーラム「構造的な貧困の循環から抜け出すために:アキュメン・ファンドの取り組み」

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第32回東京財団フォーラム
構造的な貧困の循環から抜け出すために:アキュメン・ファンドの取り組み

発展途上国の貧困問題への取り組みには、国連ミレニアム目標のような国際機関によるもの、各国の国益を反映した政府開発援助(ODA)、あるいは企業や団体の寄付や支援などさまざまな種類がありますが、近年注目されているのが、ビジネスの手法を取り入れた試みです。

東京財団では、来月、「 アキュメン・ファンド 」創始者で代表の、 ジャクリーン・ノヴォグラッツ氏を招へいします。アキュメン・ファンドは、構造的な貧困状態にある人々が必要としている社会的サービス、たとえば、公衆衛生・医療、水・エネルギー供給、住宅などの分野への投資を通じ、サービスの持続的な提供と雇用の促進をはかり、人々が貧困の循環から抜け出して、自尊心を持って暮らしていけるようにすることを目標 に活動しているソーシャル・ベンチャー・ファンドです。一方、貧困問題の解決を志す人々に、ビジョンと想像力を重視したリーダーシップとマネジメント能力向上の機会を与える「 アキュメン・ファンド・フェローズ・プログラム 」を実施しています。東京財団はこの人材育成プログラムに共感し、日本での認知度向上と同プログラムへの応募促進のため、昨年から協力関係を結んでいます。

第32回東京財団フォーラムでは、スピーカーとしてノボグラッツ氏を招き、社会的なビジネスへの投資とはどういうことか、それが「世銀」や「国連」など国際援助のシステムとどのように異なるのか、どのような社会効果と経済効果がなされてきたかなど、数々の現場経験に即した意見を語っていただきます。

また、モデレータの渡辺靖教授とのセッションでは、貧困の底辺にある人々をビジネスの手法で支援することの功罪や、その先のビジョンについても議論します。

■日 時 2010年4月21日(水)18:30~20:00
■場 所 日本財団ビル2階大会議室
■言 語 日英同時通訳
■スピーカー ジャクリーン・ノヴォグラッツ氏 ( アキュメンファンド 創始者)
■モデレータ 渡辺 靖(慶応大学SFC教授)
■協 力 ジャパン・ソサエティー

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