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研究員
主任研究員
小林 庸平
Yohei Kobayashi
最終更新日:2023年08月14日
1981年東京都生まれ。2004年明治大学政治経済学部卒業、2018年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。経済産業省経済産業政策局産業構造課課長補佐、経済産業研究所(RIETI)研究員などを経て三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社経済政策部主任研究員。専門は公共経済学、エビデンスに基づく政策形成(EBPM)。行動科学チームリーダー、経済産業研究所コンサルティングフェロー、内閣官房行政改革推進本部事務局 EBPM補佐官、総務省行政評価局アドバイザーを兼務。著書に、『政策評価のための因果関係の見つけ方―ランダム化比較試験入門』(監訳、日本評論社)、『EBPM エビデンスに基づく政策形成の導入と実践』(共編著、日経BP)など。
【兼 職】
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社主任研究員
- 研究分野・主な関心領域
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- 公共経済学
- 財政
- 税制
- エビデンスに基づく政策形成(EBPM)
研究プログラム
財政危機時の緊急対応プラン
■著書
日本財団子どもの貧困対策チーム(青柳光昌・小林庸平・花岡隼人)(2016)『徹底調査 子供の貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃』文春新書
小林慶一郎編著(小黒一正・佐三川郁子・小林庸平・佐藤主光・松山幸弘・森田朗)(2018)『財政破綻後 危機のシナリオ分析』日本経済新聞出版社
エステル・デュフロ、レイチェル・グレナスター、マイケル・クレーマー(2019)『政策評価のための因果関係の見つけ方―ランダム化比較試験入門』(監訳・解説:小林庸平、訳:石川貴之・井上領介・名取淳)日本評論社
大竹文雄・内山融・小林庸平編著(2022)『EBPM エビデンスに基づく政策形成の導入と実践』日経BP 日本経済新聞出版社
■論文
小林庸平(2008)「時間軸を考慮した資本化仮説による社会資本配分の最適性 -パネルデータ・カルマンフィルターによる可変パラメータの推定-」『経済政策ジャーナル』第5巻第1号 pp.31-47
小林庸平(2009)「地域環境とソーシャル・キャピタルの形成-個票データを用いた実証分析-」『経済政策ジャーナル』第6巻第2号pp.15-31(日本経済政策学会研究奨励賞受賞論文)
小林庸平(2010)「積極的労働市場政策と労働市場の流動性-理論的整理と予備的実証分析-」『経済政策ジャーナル』第7巻第2号pp.34-37
Hayashi, Masayoshi and Yohei Kobayashi (2010). “The Effects of Central Grants on Decentralized Social Programs: Post-2005 School Expense Assistance in Japan.” Global COE Hi-Stat Discussion Paper Series, No.118.
小林庸平・林正義(2011)「一般財源化と高齢化は就学援助制度にどのような影響を与えたのか?」『財政研究』第7巻pp.160-175
Kobayashi, Yohei, Koichi Kume, Keita Oikawa, and Tetsuro Sone (2013). “Social Security Contributions and Employment Structure: A Microeconometric Analysis Focused on Firm Characteristics.” RIETI Discussion Paper Series, 13-E-067.
Kobayashi, Yohei (2014). “Effect of R&D Tax Credits for SMEs in Japan: A Microeconometric Analysis Focused on Liquidity Constraints.” Small Business Economics, vol.42, issue 2, pp. 311–27.
小林庸平・久米功一・及川景太・曽根哲郎(2015)「公的負担と企業行動 -企業アンケートに基づく実証分析-」『季刊社会保障研究』第50巻第4号pp.446-463
小林庸平・中田大悟(2016)「社会保険料負担は企業の投資を抑制したのか?-個票データを用いた設備・研究開発・対外直接投資の実証分析」『財政研究』第12巻pp.147-169
Kobayashi, Yohei (2018). “The Effect of Shadow Education Vouchers after the Great East Japan Earthquake: Evidence from Regression Discontinuity Design.” RIETI Discussion Paper Series, 18-E-031.
小林庸平(2020)「日本におけるエビデンスに基づく政策形成(EBPM)の現状と課題-Evidence-Basedが先行する分野から何を学び何を乗り越える必要があるのか-」『日本評価研究』第20巻2号pp.33-48
小林庸平・佐藤主光・鈴木将覚(2020)「設備投資に対する固定資産税の実証分析」『財政研究』第16巻pp.172-189
Nishihata, Masaya and Yohei Kobayashi (2022). “Inequalities in Student Learning and Screen Time Due to COVID-19: Evidence from Japan.” RIETI Discussion Paper Series, 22-E-107.