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劉傑

Jie Liu

最終更新日：2023年07月01日

1962年北京生まれ。1982年4月、東京大学教養学部に入学。1993年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。聖心女子大学兼任講師、日本学術振興会特別研究員などを経て、1996年4月早稲田大学社会科学部専任講師になる。1998年に助教授、2003年に教授。コロンビア大学客員研究員、朝日新聞アジアフェローなどを歴任。主な研究分野は近代日本政治外交史、東アジア国際関係史、現代日中関係論。第12回大平正芳記念賞、第7回中曽根康弘賞を受賞。

【兼　職】
早稲田大学社会科学総合学術院教授

研究分野・主な関心領域

近代日本政治外交史
東アジア国際関係史
現代日中関係論

研究プログラム
コロナ禍前と後の中国社会、経済と政治の変化に関する考察

主な著作等

Liu Jie, Toward a History Beyond Borders, Harvard University Asia Center, 2012.

劉傑　他『中国問題』東京大学出版会、2012年

劉傑「中国要人の満洲観」、『歴史読本』第58巻第8号、2013年、pp.122—134

劉傑・川島真『対立と共存の歴史認識』東京大学出版会、2013年。

劉傑『中国の強国構想ー日清戦争から現代まで』筑摩書房、2013年。

劉傑「太平洋戦争と中国の大国化」、防衛省防衛研究所『戦争史研究国際フォーラム報告書』2013年、pp.45-65。

劉傑他、『東アジアの知識人』第4巻、有志舎、2014年

劉傑「日清戦争との対話ー危機の中にある時代感覚と歴史認識」『外交』26号、2014年

劉傑「東アジアにおける『和解』再生と『知の共同空間』」滝澤雅彦他編『祈りと再生のコスモロジー』成文堂、2016年、PP.915-928。

劉傑「中日关系的演变与第二次和解」　韓国成均館大学《中国社会科学论丛》2019年第1卷第2号

劉傑「日中関係における中国通外交官―石射猪太郎をめぐる人々」池田維他編『人物からたどる近代日中関係史』所収、国書刊行会、2019年6月。273−297頁。

劉傑「中国の「一帯一路」政策とアジアの「知の共同体」、『学術の動向』25，2020、18-21

劉傑「近代中国の対外関係と東アジア」『近代東アジアの安全保障環境』2022−2

劉傑「東亜地域の歴史和解問題ーー中日関係を中心に」『日本研究』（遼寧大学）2022−3、24−42頁。

劉傑ほか『人とことば』吉川弘文館、2020年3月、214−239頁。

劉傑、林泉忠、村田雄二郎　『中日国力消長與東亜秩序重構』、五南図書出版、2021年

Liu Jie, New Perspectives on International Studies in Asia-Pacific, Waseda University Press, 2021.

劉傑「“和解学”に貢献する“新たな歴史学”を目指して」浅野豊美編『和解学叢書第一巻　和解学の試み』明石書店、pp70-100、2021年。

Liu Jie, The Security Environment in Modern East Asia, National Institute for Defense Studies, 2022.

劉傑編著　『和解学叢書5（和解のための新たな歴史学）』明石書店、2022年

劉傑、中村元哉『超大国中国のゆくえー文明観と歴史認識』東京大学出版会、2022年

Liu Jie, “Toward a Partnership Based on Historical Reconciliation and Mutual Trust,” in Sustainable Development Disciplines for Humanity: Breaking Down the 5Ps—People, Planet, Prosperity, Peace, and Partnerships, Springer, 2023.