2018年4月17日、六本木グランドタワー9階会議場において、「東京財団政策研究所設立記念式典」を開催し、政策関係者、研究者、メディア関係者、関係機関役職員など約400名もの方にご参加いただきました。
開会にあたり、当研究所の星岳雄理事長が、東京財団が東京財団政策研究所として生まれ変わる意気込みについて述べました。日本財団の笹川陽平会長からは、来賓を代表して祝辞を頂戴いたしました。
第Ⅰ部記念シンポジウムでは、基調講演として、岩井克人当研究所名誉研究員が話題の仮想通貨と資本主義の未来につき論じ、政策シンクタンクの果たすべき役割について述べました。パネルディスカッションでは、日米の研究者が、日本の政策過程における政策シンクタンクの役割、新しい政策評価のあり方、今後当研究所が取り組むべき研究テーマなどについて活発な議論を行いました(プログラム詳細は下記のとおり)。
【基調講演】「仮想通貨と資本主義の未来について」
岩井克人 東京財団政策研究所名誉研究員
【パネルディスカッション】 「日本の政策過程とシンクタンクの役割」
ミレヤ・ソリス 米ブルッキングス研究所上級研究員
竹中平蔵 東洋大学教授、慶應義塾大学名誉教授
中室牧子 慶應義塾大学准教授
グレン・S・フクシマ 米国先端政策研究所上級研究員
星 岳雄 東京財団政策研究所理事長
加藤創太 東京財団政策研究所常務理事兼研究主幹(モデレーター)
続いて第Ⅱ部の祝賀会が開催され、冒頭、日本財団の尾形武寿理事長による乾杯のご挨拶をいただきました。その後、会場にいらしていただいた日本銀行の雨宮正佳副総裁、経済産業研究所(RIETI)の中島厚志理事長等から、当研究所へのお祝いのお言葉をいただきました。
本式典が、多くの方々のご参加の下、盛大に滞りなく開催されましたことは、日頃の皆様のご協力とご指導の賜物であり、ここに深く感謝申し上げます。
東京財団政策研究所は、日本及び世界の政策論議をけん引する存在となるべく再スタートを切り、皆様からのご期待に添えられるよう、より一層精励して参りたいと存じます。今後とも倍旧のご支援、ご鞭撻の程、お願いいたします。