安田喜憲上席研究員・平野秀樹研究員による共著『 奪われる日本の森 』(新潮社)が出版されました
(2010年3月、2012年8月)。
本書は、国土資源保全プロジェクト等において発表した2つの提言書(「日本の水源林の危機~グローバル資本の参入から『森と水の循環』を守るには~」2009年1月、「グローバル化する国土資源(土・緑・水)と土地制度の盲点~日本の水源林の危機II~」2010年1月)を土台に、その背景を含め、書き足りなかった思いも加味しつつ、両研究員がまとめたものです。急速に進む山林売買の実態とその根底にある本質的課題を深く掘り下げ、グローバルな資源争奪時代を迎えた今こそ「国家と自然と人間の関係」をもう一度問い直し、組み立て直していく作業が急務であることを強く訴えています。ぜひご一読ください。
メディア掲載
2012年
■ 石見尚著『都市に村をつくる~「協働組合コミュニティ」に根ざした国づくりのために』(日本経済評論社)で本書が引用されました。
■ 『日本海新聞』(1月16日)で本書が引用されました。
2011年
■ 関岡英之著『中国を拒否できない日本』(ちくま新書)で本書が引用されました。
2010年
■ 『週刊新潮』(3月25日号)に書籍紹介記事が掲載されました。
■ 『選択』(4月号)に安田上席研究員の巻頭インタビューが掲載されました。
■ 『毎日新聞』(4月4日朝刊)に本書の書評が掲載されました。
■ 『週刊ダイヤモンド』(4月17日号)の櫻井よしこ氏のコラムで本書が引用されました。
■ 『北海道新聞』(4月18日)に哲学者の内山節氏による本書の書評が掲載されました。
■ 『東京新聞』(4月18日)に本書の書評が掲載されました。
■ 『サンデー毎日』(5月9日-16日合併号)に平野秀樹研究員の「著者インタビュー」が掲載されました。
■ J.P.Morganの機関投資家向けレポート(4月30日号)で本書が紹介されました。
■ 村上龍JMM(5月10日配信号) にて本書が紹介されました。
■ 『グローバルネット』(5月号)に本書の書評が掲載されました。
■ 『中日新聞』(5月19日)の松原隆一郎氏の記事で本書が引用されました。
■ 『日本農業新聞』(9月6日)に本書の書評が掲載されました。
■ 高橋裕氏(国連大学上席学術顧問)「地下水は公水であるべき」(『Journal of Civil Engineering』10月号)で本書が参考文献として掲載されました。
■ 『毎日新聞』(12月19日朝刊)の「2010年『この3冊』」で本書が取り上げられました(松原隆一郎氏選)。