書籍刊行のご案内
東京財団では2013年度より CSR研究プロジェクト を立ち上げ、企業コミュニティーの知見と経験を、国内外の社会課題の解決にも活かしていくための調査研究を進めています。
2013年度「CSR企業調査」を元に『CSR白書2014』『会社は社会を変えられる』の2冊の本を刊行しました。企業と社会課題の観点から見た初の実態調査を集計、分析するとともに、CSRの先駆的活動を行う6社の企業事例、内外の専門家・実務家による論考を合わせて収録。CSR担当者必携の書です。
『CSR白書2014』(東京財団)
環境、人権、女性、児童、貧困――人々が直面する社会課題の多くはこれまで政府が取り組むものとされていました。しかし現代の課題はそれぞれが複雑に絡み合っている上に、一つの省庁だけで対処できる範囲を越えて広がっています。こうした社会課題の解決の担い手として企業セクターへの期待が高まる中、日本のCSRは社会課題にどう対峙しているのでしょうか。
(目次より抜粋)
- 第1部 今、なぜCSRなのか
- 第2部 6社の事例から見るCSRのこれから
- 第3部 CSR最前線―マルチステークホルダーの視点から
- 第4部 企業は社会課題解決の担い手となれるのか―課題「CSR企業調査」
書籍販売
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PDF版
『CSR白書2014―統合を目指すCSR その現状と課題』PDF版(18.9MB)はこちら。
『会社は社会を変えられる』(株式会社プレジデント社)
政府や市民セクターが解決できない社会課題に企業が組織力や技術力といった強みをいかして、その解決にあたることが期待されるようになってきています。あなたの会社はいま何を求められているのでしょうか。
(目次より抜粋)
- 第1部 なぜいま、会社の出番なのか
- 第2部 社会を変える会社はどこにいるのか(総論・事例)
- 第3部 会社の存在意義とはなにか
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http://www.amazon.co.jp/dp/4833420899
書籍発刊記念フォーラム
書籍の発刊を記念しフォーラムを開催し、また、広く企業の皆様やソーシャルセクターの方々との情報共有とネットワーク作りの場としてカクテルレセプションも実施致しました。
フォーラムでは、書籍に収録した6社の事例を当事者の視点で報告していただくほか、それを元に、東京財団CSR委員会の小宮山宏座長と岩井克人座長代理が「会社は社会を変えられる」とはどういうことかを議論しました。
レポートはこちらをご覧ください。
実施概要
日 時
- 7月23日(水)15:00~18:30(受付14:30~)
- 15:00~17:30 パネルディスカッション(経団連会館:2F国際会議場)
- 17:30~18:30 ネットワーキング・カクテルレセプション(経団連会館:2F経団連ホール北)
会 場
- 経団連会館2階国際会議場(〒100-0004 東京都千代田区大手町1-3-2)
プログラム
15:00 第1部 事例報告
- 株式会社損害保険ジャパン
- 伊藤忠商事株式会社
- 武田薬品工業株式会社
- キリン株式会社
- 株式会社電通
- 曙ブレーキ工業株式会社
- モデレータ・亀井善太郎東京財団研究員
16:45 第2部 対談
- 小宮山宏(東京財団CSR委員会座長、三菱総合研究所理事長、前東京大学総長)
- 岩井克人(同座長代理、東京財団名誉研究員、東京大学名誉教授)
- モデレータ・今井章子東京財団常務理事
17:30 ネットワーキング・カクテルレセプション(2F:経団連ホール北)