Renewing Old Promises and Exploring New Frontiers(英・和) | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

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Renewing Old Promises and Exploring New Frontiers(英・和)

October 27, 2010

東京財団・新米国安全保障センター
日米同盟の在り方に関する共同研究プロジェクト

「従来の約束」の刷新と「新しいフロンティア」の開拓:
日米同盟と「自由で開かれた国際秩序」

東京財団 は、2010年4月より 新米国安全保障センター (CNAS。新米国安全保障センター。創立者はカート・キャンベル現東アジア国務次官補)とともに日米同盟の在り方に関する共同研究を行い、10月27日、共同提言を日米で発表しました。

共同研究のきっかけは、今年1月、日米同盟50周年という節目に、普天間基地の移転問題が日米関係に暗い影を落としており、このままでは50周年の機会が無為に過ぎて行ってしまうのではないかとの危惧を抱いたからです。

グローバル化によって多様化し変容するさまざまな脅威に対応するため、日米同盟を「進化」させるべきだとの見解には多くの人々が賛同するものの、どのようなビジョンを持って、どのような方向へ「進化」させるのかについては、議論が待たれていました。また、日米双方で政権交代が起こり、今後、誰のリーダーシップのもとで、どのような理念に基づいて安定的に同盟を維持していけばよいのか、という同盟の管理運営の問題についても再考が必要でした。

CNASも、米国の安全保障政策に照らしたアプローチで、同盟の意義と方向性を確認したいと考えていたことから、2010年4月より、東京財団とCNASによる合同セミナーという形で、まずワシントンDCで第1回ジョイントワークショップを開催、その後日米それぞれが東京とワシントンとでそれぞれ研究会を重ねました。9月に東京で再び日米の全メンバーが集まり、その成果をこの提言にまとめました。

共同提言

■共同提言はこちら(英文、和文合本/PDFファイル B5版 2.68MB)

メンバーリスト

【東京財団】

プロジェクト・リーダー:
船橋洋一(朝日新聞主筆)

メンバー:
添谷芳秀(慶応義塾大学教授、「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」メンバー)
秋山信将(一橋大学大学院法学研究科および国際・公共政策大学院准教授、日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センター客員研究員)
神保 謙(東京財団研究員、慶応義塾大学総合政策学部准教授)
中山俊宏(青山学院大学国際政治経済学部教授、日本国際問題研究所客員研究員、東京財団「現代アメリカ」プロジェクト・メンバー)
大西健丞(ジャパン・プラットフォーム理事、ピースウィンズ・ジャパンおよびシヴィック・フォース・ジャパン代表理事)
佐橋 亮(神奈川大学法学部准教授、東京財団・GMFフェロー)
斎木尚子(日本国際問題研究所副所長)
豊田正和(日本エネルギー経済研究所理事長、元経済産業省経済産業審議官)
星野俊也(大阪大学大学院国際公共政策研究科教授)
今井章子(東京財団研究員兼広報渉外担当ディレクター)

【新アメリカ安全保障センター】

プロジェクト・リーダー:
パトリック・クローニン(CNAS上級顧問、アジア太平洋安保プログラム上級ディレクター)

メンバー:
リチャード・アーミテージ(元国務副長官、アーミテージインターナショナル代表、CNAS理事)
デービッド・アッシャー(CNAS非常勤上級研究員)
ウィリアム・ブルックス(ジョンズホプキンス大学SAIS日本研究非常勤教授)
ウィリアム・クローリー(防衛分析研究所[IDA]研究員)
ジェイムス・デレイニー(防衛分析研究所[IDA]顧問)
アブラハム・デンマーク(CNASフェロー、アジア太平洋安保プログラム・ディレクター)
トーマス・フィンガー(スタンフォード大学フリーマン・スポグリ国際問題研究所特別研究員)
リチャード・フォンテイン(CNAS上級研究員)
ポール・ジアーラ(グローバル戦略と変革・代表)
マイケル・グリーン(CSIS上級顧問兼日本研究チェア、ジョージタウン大学准教授、CNAS顧問)
ブレンダ・ハンター(ポトマック財団・理事長上級補佐)
ローレン・ヒューイット(独立コンサルタント)
ティモシー・キーティング(米国太平洋軍司令部・元司令官)
ダニエル・クライマン(CNASアジア太平洋安保プログラム客員研究員)
ジェフリー・ルイス(新アメリカ財団・核戦略および不拡散構想・ディレクター)
ダニエル・マクドナルド(ポトマック財団理事長)
ダニエル・オキモト(スタンフォード大学フリーマン・スポグリ国際問題研究所ショーレンスタイン・アジア太平洋研究センター名誉ディレクター)
クリスティン・パーセモア(CNAS研究員、自然安全保障プログラム・ディレクター)
グレッグ・ルービンスタイン(GARアソシエーツ・ディレクター)
アンドリュー・サイデル(ダイナミック・ストラテジーズ・アジア理事長兼CEO)
シーラ・スミス(米外交問題評議会日本研究上級研究員)
ダニエル・シュナイダー(スタンフォード大学ウォルター・H・ショーレンスタイン・アジア太平洋研究所・研究副ディレクター)
ダニエル・トワイニング(GMF上級研究員)
ラリー・ウェルチ(米国空軍元参謀長、防衛分析研究所[IDA]上級研究員、元CEO兼理事長)

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