「米国のアジア太平洋戦略と我が国防衛」
【東京財団 安全保障勉強会】 2013年9月26日
報告者、陸上自衛隊研究本部・中澤剛1等陸佐
米国防大学フランク・ホフマン上席研究員の「Forward Partnership: A Sustainable American Strategy(以下、前方パートナーシップと呼称)」論文を基に、米国内にある主要な戦略を、「戦略的抑制」「オフショア・バランシング」「前方パートナーシップ」「選択的関与」「積極的介入」に類型化して比較し、現実の米国のアジア太平洋戦略と、日米同盟によるアジア太平洋において生起し得る事象への対応を分析する。
これらから、日本が採るべき防衛戦略は、いかなるものかを導く。現在、日本国内では海空戦力の増強が叫ばれる中、現在自衛隊が保有する戦力を劇的に増強することなく、米国の戦略に呼応する防衛戦略は、これからの防衛戦略の議論に新たな視点を加えるものである。
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