東京財団政策研究所はアメリカ大使館と、11月3日に迫ったアメリカ大統領選挙についてのウェビナーを開催いたしました。
アメリカ大統領選挙と日米関係への影響について共に当該分野の第一人者である久保文明氏と太田昌克氏にお話しいただきました。久保氏には内政に太田氏には外交政策に焦点を当てて講演していただき、その後、参加者からの質問を交えたディスカッションを行いました。
◆講師
久保文明 (東京財団政策研究所上席研究員/東京大学大学院法学政治学研究科教授)
太田昌克 (共同通信編集委員/早稲田大学客員教授/長崎大学客員教授)
◆司会
ゲーリー・シェイファー(在名古屋米国領事館首席領事)
◆講師略歴
久保文明 (東京財団政策研究所上席研究員/東京大学大学院法学政治学研究科教授)
[研究分野・主な関心領域:アメリカ政治、アメリカ政治外交史、現代アメリカの政党政治、政策形成過程、内政と外交の連関]
東京大学卒業、法学博士。東京大学法学部助手、筑波大学社会科学系講師・助教授、慶應義塾大学法学部助教授・教授を経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授。2009年、パリ政治学院招聘教授。2014年、米ウッドロー・ウィルソンセンター研究員。そのほか、日米文化教育交流会議(カルコン)委員、慶應義塾大学客員教授、日本国際問題研究所客員研究員などを兼任。2001-02年、内閣総理大臣私的懇談会「首相公選制を考える懇談会」委員。2014年より内閣府宇宙政策委員会宇宙安全保障部会(前・基本政策部会)委員。2016年より18までアメリカ学会会長。
著作等『アメリカ政治史』(有斐閣、2018)『アメリカにとって同盟とはなにか』編著(中央公論新社、2012)『アメリカ政治を支えるもの?政治的インフラストラクチャーの研究』編著(日本国際問題研究所、2010)『アメリカ外交の諸潮流』(日本国際問題研究所、2007)など。
太田昌克 (共同通信編集委員/早稲田大学客員教授/長崎大学客員教授)
[専門:核政策、外交、日米史]
早稲田大政治経済学部卒、政策研究大学院大学博士課程修了。博士(政策研究)。
共同通信入社後、広島支局、外信部、政治部、ワシントン支局などを経て現職。
2006年度ボーン・上田記念国際記者賞、2009年度平和・協同ジャーナリスト基金賞。
『日米「核密約」の全貌』『偽装の被爆国』など核問題に関する著書8冊。
テレビ朝日「報道ステーション」コメンテーター