地域伝統産業活性化勉強会
― 明日につなぐ地域伝統産業と匠の技 ―
1.趣旨
日本各地には長い年月をかけ育まれ、伝承されてきた世界に誇るべき多彩な伝統産業があります。しかし、その伝統産業が、生活様式の多様化、担い手の高齢化と後継者不足や材料・道具の確保の困難化等により、廃業が後を絶たない。素晴らしい職人の技や伝統技術が人知れず失われている危機的な状況です。
地域の伝統産業は、地域住民の雇用の場であるとともに、地域の生活文化の礎であり、誇りです。個性ある豊かな地域づくりを進める上でも、また、多様性のあるしなやかな豊かさの実感できる日本、経済だけではなく文化面でも世界に誇れる日本の再生のためにも、地域伝統産業の活性化は極めて重要です。
そこで、地域伝統産業を担う様々な分野の匠の方や老舗店当主の方々に、伝統産業を取り巻く現状、伝統工芸品等の魅力や創作活動に当たっての想いなどについてインタビューを行い、その要旨を東京財団HP上で広く情報発信していくこととしております。また、危機的な状況にある地域伝統産業の現状を憂える有志が集まり、実態の把握・分析や活性化方策の検討などを行う勉強会を開催、その議論の概要等についても掲載していきます。
第1回勉強会 (2010/12/06)
2.事務局
○全体総括
東京財団政策プロデューサー 井上健二
○写真・記録担当
東京財団広報渉外 松下薫
【お問合せ先】
TEL : 03-6229-5469(直通)
E-mail : k-inoue(a)tkfd.or.jp ※(a)を半角の@にかえて送信してください
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