概要
2010年2月9日、 全国若手市議会議員の会 の関西ブロックの研修会の講師として、福嶋浩彦上席研究員・中尾修研究員・赤川貴大が参加いたしました。会場は大阪府吹田市役所の会議室で行われました。吹田市の阪口善雄市長から来賓としての挨拶をいただきました。会場には、関西ブロック所属の地方議会議員だけでなく、その議員の活動をサポートするインターンの学生も参加しており、熱気にあふれていました。
“地域主権”を掲げて誕生した民主党政権下での地方分権の流れを踏まえた議会の将来象と改革の必要性について説明しました。中尾研究員からは、北海道栗山町での議会基本条例制定に至るまでの経緯や運営実態の講演、福嶋上席研究員から議会基本条例を例に挙げながら、自治の理念と真の市民参加の意義について解説がありました。
その後、参加議員との意見交換となり、首長と議会・議員との政治力学的視点からの関係や議会内会派の存在目的、議員報酬・政務調査費の多寡、自治体運営への市民の関心、議会事務局職員の独自採用など広範囲、多岐におよぶ議論が繰り広げられました。
今回の研修会での議論を基礎に4月に公開シンポジウムを大阪市内で開催することになりました。詳細は追ってご報告いたします。
<文責:赤川貴大>
0%