テーマ:「経済財政白書にみる証拠に基づく政策研究」
日時:2019年10月8日(火)12:15~13:30
場所:東京財団政策研究所 大会議室
講師:茨木秀行(内閣府大臣官房審議官)
司会:西川正郎(東京財団政策研究所 政策アドバイザー)
東京財団政策研究所では、日本における政策ネットワークの拡充と政策議論喚起のため、BBLセミナー(BBL:Brown Bag Lunch Seminar Series)を随時開催しています。
第7回目となった10月8日には、内閣府大臣官房審議官 茨木秀行氏を講師にお迎えし、「経済財政白書にみる証拠に基づく政策研究」という演題でご講演頂きました。
茨木氏からは経済財政白書の役割とともに、その作成手法としてとして使われている、「差の差」の分析、コンジョイント分析、オリジナルな調査による分析など、様々なEBPM(Evidence Based Policy Making)の手法を紹介頂きました。さらに、ビッグデータを活用した分析例もご紹介いただき、データに基づいた分析の重要性とEBPMを進めるための今後の課題についてもお話し頂きました。
続く質疑応答では、司会の西川政策アドバイザーやフロアを交えて、EBPMを進めるための政府内の体制構築のあり方やデータ分析に基づく既存の政策の評価事例などについて、活発な議論や問題提起が行われました。
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