〈国際政治、国際関係、安全保障〉

【安全保障、軍事】

• 小出輝章『軍人と自衛官―日本のシビリアン・コントロール論の特質と問題』（彩流社、2019年9月）
• ウィリアムソン・マーレー、マクレガー・ノックス、アルヴィン・バーンスタイン編著、石津朋之・永末聡監修・訳、歴史と戦争研究会訳『戦略の形成 支配者、国家、戦争』上（ちくま学芸文庫、2019年9月）

【平和構築】

• ヨハン・ガルトゥング著、藤田明史編・訳『ガルトゥング平和学の基礎』（法律文化社、2019年9月）

【国際法】

• 児矢野マリ編『漁業資源管理の法と政策―持続可能な漁業に向けた国際法秩序と日本』（信山社、2019年9月）
• 川村真理『難民問題と国際法制度の動態』（信山社出版、2019年9月）

【移民】

• ポール・コリアー著、松本裕訳『エクソダス 移民は世界をどう変えつつあるか』（みすず書房、2019年9月）
• 額賀美紗子・芝野淳一・三浦綾希子編『移民から教育を考える 子どもたちをとりまくグローバル時代の課題』（ナカニシヤ出版、2019年9月）

【国際情勢】

• 嶋中雄二、三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券景気循環研究所編『２０５０年の経済覇権 コンドラチェフ・サイクルで読み解く大国の興亡』（日本経済新聞出版社、2019年9月）
• アミン・マアルーフ著、小野正嗣訳『世界の混乱』（ちくま学芸文庫、2019年9月）

〈社会科学〉

• ジョエル・モキイア著、長尾伸一監訳、伊藤庄一訳『知識経済の形成―産業革命から情報化社会まで』（名古屋大学出版会、2019年9月）

【政治学、比較政治、行政学】

• 佐々木毅編『比較議院内閣制論 政府立法・予算から見た先進民主国と日本』（岩波書店、2019年9月）
• 松尾隆佑『ポスト政治の政治理論　ステークホルダー・デモクラシーを編む』（法政大学出版局、2019年9月）
• 西山真司『信頼の政治理論』（名古屋大学出版会、2019年9月）
• 賀来健輔『条例の制定又は改廃の直接請求―住民発意による政策実現の困難』（日本評論社、2019年9月）
• R．M．スポールティング著、鵜養幸雄訳『文官高等試験』（創英社、2019年9月）

【法学、憲法論】

• ヨーゼフ・イーゼンゼー著、田中啓之・西村裕一・藤川直樹訳『国家・公共の福祉・基本権』（弘文堂、2019年9月）
• 野田進『規範の逆転 フランス労働法改革と日本』（日本評論社、2019年9月）
• 水町勇一郎『「同一労働同一賃金」のすべて 新版』（有斐閣、2019年9月）

【経済学、財政学、経済論】

・ダンビサ・モヨ著、若林茂樹訳『いまこそ経済成長を取り戻せ―崩壊の瀬戸際で経済学に何ができるか』（白水社、2019年9月）

・森田長太郎『経済学はどのように世界を歪めたのか 経済ポピュリズムの時代』（ダイヤモンド社、2019年9月）

・大竹文雄『行動経済学の使い方』（岩波新書、2018年9月）

・宮澤和俊・焼田党『財政学 （ライブラリ今日の経済学）』（新世社、2019年9月）

・根井雅弘『定本　現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』（白水社、2019年9月）

・中川辰洋『テュルゴーとアダム・スミス』（日本経済評論社、2019年9月）

〔資本主義〕

・デヴィッド・ハーヴェイ著、大屋定晴監訳、加賀美太記ほか訳『経済的理性の狂気 グローバル経済の行方を〈資本論〉で読み解く』（作品社、2019年9月）

・野口悠紀雄『データ資本主義 ２１世紀ゴールドラッシュの勝者は誰か』（日本経済新聞出版社、2019年9月）

〔経営学〕

・中川功一『戦略硬直化のスパイラル　どうして企業は変われなくなるのか』（有斐閣、2019年9月）

・鶴光太郎編『雇用システムの再構築に向けて 日本の働き方をいかに変えるか』（日本評論社、2019年9月）

【社会学】

・苅谷剛彦『追いついた近代消えた近代　戦後日本の自己像と教育』（岩波書店、2019年9月）

・田辺俊介編『日本人は右傾化したのか データ分析で実像を読み解く』（勁草書房、2019年9月）

・伊藤守編『コミュニケーション資本主義と〈コモン〉の探求 ポスト・ヒューマン時代のメディア論』（東京大学出版会、2019年9月）

・柴田邦臣『〈情弱〉の社会学―ポスト・ビッグデータ時代の生の技法』（青土社、2019年9月）

・田中里尚『リクルートスーツの社会史』（青土社、2019年9月）

・片岡栄美『趣味の社会学―文化・階層・ジェンダー』（青弓社、2019年9月）

・細谷昂『小作農民の歴史社会学―「太一日記」に見る暮らしと時代』（御茶の水書房、2019年9月）

・比較家族史学会監修、小島宏・廣嶋清志編『家族研究の最前線　人口政策の比較史―せめぎあう家族と行政』（日本経済評論社、2019年9月）

・白石克孝・村田和代編『包摂的発展という選択 これからの社会の「かたち」を考える』（日本評論社、2019年9月）

【環境】

・吉田徳久『環境政策のクロニクル―水俣病問題からパリ協定まで』（早稲田大学出版部、2019年9月）

・古林英一『現代社会は持続可能か 基本からの環境経済学 増訂版 （シリーズ社会・経済を学ぶ）』（日本経済評論社、2019年9月）

・アンドリュー・ライト、エリック・カッツ編著、岡本裕一朗・田中朋弘監訳『哲学は環境問題に使えるのか 環境プラグマティズムの挑戦』（慶應義塾大学出版会、2019年9月）

〈人文科学〉

【思想、哲学】

・マルクス・ガブリエル著、姫田多佳子訳『「私」は脳ではない　21世紀のための精神の哲学』（講談社選書メチエ、2019年9月）

・稲葉振一郎『AI時代の労働の哲学』（講談社選書メチエ，2019年9月）

・國分功一郎『原子力時代における哲学 （犀の教室）』（晶文社、2019年9月）

〔日本〕

・菅原潤『上山春平と新京都学派の哲学』（晃洋書房、2019年9月）

・西周著、菅原光・相原耕作・島田英明訳『西周現代語訳セレクション』（慶應義塾大学出版会、2019年9月）

・山村奨『近代日本と変容する陽明学』（法政大学出版局、2019年9月）

【人類学】

・内山田康『原子力の人類学 フクシマ、ラ・アーグ、セラフィールド』（青土社、2019年9月）

【比較文化】

・石川栄吉『欧米人の見た開国期日本 異文化としての庶民生活』（角川ソフィア文庫、2019年9月）

〔第二次世界大戦、ナチズム〕

・スーザン・Ｌ．カラザース著、小滝陽訳『良い占領？ 第二次大戦後の日独で米兵は何をしたか』（人文書院、2019年9月）

・林英一『南方の志士と日本人―インドネシア独立の夢と昭和のナショナリズム』（筑摩選書、2019年9月）

【帝国、植民地、移民】

・デイヴィッド・アーノルド著、見市雅俊訳『身体の植民地化　19世紀インドの国家医療と流行病』（みすず書房、2019年9月）

〈その他〉

・大澤昇平『AI救国論』（新潮新書、2019年9月）

・栗原聡『AI兵器と未来社会　キラーロボットの正体』（朝日新書，2019年9月）

〈インテリジェンス〉

・小笠原みどり『スノーデン・ファイル徹底検証―日本はアメリカの世界監視システムにどう加担してきたか』（毎日新聞出版、2019年9月）

〈日本〉

【外交、安全保障、日米関係】

・小西誠『要塞化する琉球弧―怖るべきミサイル戦争の実験場！』（社会批評社、2019年9月）

・大海渡桂子『日本の東南アジア援助政策―日本型ODAの形成』（慶應義塾大学出版会、2019年9月）

・飯島滋明、前田哲男、清末愛砂、寺井一弘編『自衛隊の変貌と平和憲法 脱専守防衛化の実態』（現代人文社、2019年9月）

【日韓関係】

・吉澤文寿編『歴史認識から見た戦後日韓関係―「1965年体制」の歴史学・政治学的考察』（社会評論社、2019年9月）

【政治、行政】

・前田健太郎『女性のいない民主主義』（岩波新書、2019年9月）

・辻陽『日本の地方議会―都市のジレンマ、消滅危機の町村』（中公新書，2019年9月）

・河村和徳・伊藤裕顕『選挙を通じて考える被災地復興の光と影 （被災地選挙の諸相）』（河北新報出版センター、2019年9月）

・玉城デニー『沖縄・辺野古から考える、私たちの未来 デニー知事激白！ 多様性の時代と民主主義の誇り』（高文研、2019年9月）

・青木理『暗黒のスキャンダル国家』（河出書房新社、2019年9月）

【経済】

・沢井実『現代大阪経済史 大都市産業集積の軌跡』（有斐閣、2019年9月）

・山崎宏之『日本の鉄道路線 国鉄在来線の栄枯盛衰』（ミネルヴァ書房、2019年9月）

【社会】

・寺島実郎・佐高信『戦後日本を生きた世代は何を残すべきか われらの持つべき視界と覚悟』（河出書房新社、2019年9月）

・阿部敦『日本の若者たちは社会保障をどう見ているのか』（関西学院大学出版会、2019年9月）

・菊池馨実『社会保障再考　〈地域〉で支える』（岩波新書，2019年9月）

・井手英策・加藤忠相・柏木一恵『ソーシャルワーカー 「身近」を革命する人たち』（ちくま新書、2019年9月）◇広井良典『人口減少社会のデザイン』（東洋経済新報社、2019年9月）

・NHK報道局ネットワーク報道部『ルポ　外国人依存ニッポン』（光文社新書、2019年9月）

・日本経済新聞社社会部編『明仁上皇と美智子上皇后の３０年』（日経プレミアシリーズ、2019年9月）

・藤田大誠編『国家神道と国体論―宗教とナショナリズムの学際的研究』（弘文堂、2019年9月）

・李承俊『疎開体験の戦後文化史 帰ラレマセン、勝ツマデハ』（青弓社、2019年9月）

【日本近現代史】

・車田忠継『昭和戦前期の選挙システム　千葉県第一区と川島正次郎』（日本経済評論社、2019年9月）

・嶌信彦『伝説となった日本兵捕虜　ソ連四大劇場を建てた男たち』（角川新書、2019年9月）

・藤野豊『「黒い羽根」の戦後史 炭鉱合理化政策と失業問題』（六花出版、2019年9月）

・池田宏樹『戦後復興と地域社会 千葉県政と社会運動の展開』（アルファベータブックス、2019年9月）

・牧原憲夫著、藤野裕子・戸邉秀明編『牧原憲夫著作選集 上巻 明治期の民権と民衆』（有志舎、2019年9月）

・牧原憲夫著、藤野裕子・戸邉秀明編『牧原憲夫著作選集 下巻 近代日本の文明化と国民化』（有志舎、2019年9月）

・大門正克『増補版　民衆の教育経験―戦前・戦中の子どもたち』（岩波現代文庫、2019年9月）

・黒川雄三『国家戦略で読み解く日本近現代史 令和の時代の日本人への教訓』（芙蓉書房出版、2019年9月）

・岡義武『山県有朋―明治日本の象徴』（岩波文庫、2019年9月）

〈アジア〉

【朝鮮半島】

・森類臣『韓国ジャーナリズムと言論民主化運動― 『ハンギョレ新聞』をめぐる歴史社会学』（日本経済評論社、2019年9月）

【中国、台湾】

・峯村健司『潜入中国―厳戒現場に迫った特派員の2000日』（朝日新書，2019年9月）

・久保亨、土田哲夫、高田幸男、井上久士、中村元哉『現代中国の歴史　第2版 両岸三地100年の歩み』（東京大学出版会、2019年9月）

・翟学偉著、朱安新・小嶋華津子編訳『現代中国の社会と行動原理―関係・面子・権力』（岩波書店、2019年9月）

・太田出『関羽と霊異伝説―清朝期のユーラシア世界と帝国版図』（名古屋大学出版会、2019年9月）

・浜口允子『現代中国　都市と農村の７０年 （放送大学叢書）』（左右社、2019年9月）

【東南アジア】

・藁谷哲也編『カンボジア研究 その自然・文化・社会・政治・経済』（文眞堂、2019年9月）

【南アジア】

・日下部尚徳・石川和雅編『ロヒンギャ問題とは何か 難民になれない難民』（明石書店、2019年9月）

〈ヨーロッパ〉

・メアリー・エリス・サロッティ著、奥田博子編・訳『１９８９ ベルリンの壁崩壊後のヨーロッパをめぐる闘争』上・下（慶應義塾大学出版会、2019年9月）

・堀越孝一『中世ヨーロッパの精神』（悠書館、2019年9月）

【西欧】

・岡部伸『イギリスの失敗―「合意なき離脱」のリスク』（ＰＨＰ新書，2019年9月）

・ダレン・マクガーヴェイ著、山田文訳『ポバティー・サファリ イギリス最下層の怒り』（集英社、2019年9月）

・武田尚子『戦争と福祉―第一次大戦期のイギリス軍需工場と女性労働』（晃洋書房、2019年9月）

・蔵持不三也『奇蹟と痙攣―近代フランスの宗教対立と民衆文化』（言叢社、2019年9月）

・マヌエル・アサーニャ著、深澤安博訳『ベニカルロの夜会 スペインの戦争についての対話 （叢書・ウニベルシタス）』（法政大学出版局、2019年9月）

【ロシア】

・亀山郁夫『大審問官スターリン』（岩波現代文庫、2019年9月）

〈アメリカ〉

・太田耕史郎『ラストベルト都市の産業と産業政策　地方都市復活への教訓』（勁草書房、2019年9月）

・ロン・チャーナウ著『ハミルトン アメリカ資本主義を創った男』上・下（日経ＢＰマーケティング、2019年9月）

・西戸隆義『大恐慌期の米国金融政策』（白桃書房、2019年9月）