〈国際政治、国際関係、安全保障〉

【国際政治、国際関係、国際政治史】

• 髙橋慶吉『米国と戦後東アジア秩序―中国大国化構想の挫折』（有斐閣、2019年12月）
• 篠﨑正郎『引き留められた帝国―戦後イギリス対外政策におけるヨーロッパ域外関与、一九六八～八二年』（吉田書店、2019年12月）
• 田中明彦『ポストモダンの「近代」　米中「新冷戦」を読み解く』（中公選書、2020年1月）
• 菅英輝編『シリーズ転換期の国際政治　競合する歴史認識と歴史和解』（晃洋書房、2020年1月）
• 中津孝司編『21世紀国際関係の新構図』（論成社、2019年12月）
• 望月和彦・松村昌廣・村山高康『甦る国際権力政治―ポスト・グローバリゼーションと日本』（芦書房、2019年12月）
• 政所大輔『保護する責任―変容する主権と人道の国際規範』（勁草書房、2020年1月）
• リチャード・フォーク著、川崎孝子監訳・川崎晋共訳『人道的介入と合法的闘い―21世紀の平和と正義を求めて』（東信堂、2020年1月）

【安全保障、軍事、戦争】

• 多湖淳『戦争とは何か　国際政治学の挑戦』（中公新書、2020年1月）
• 東大作『内戦と和平　現代戦争をどう終わらせるか』（中公新書、2020年1月）
• 渡邊隆『平和のための安全保障論　軍事力の役割と限界を知る』（かもがわ出版、2019年12月）
• アントゥリオ・エチェヴァリア著、前田祐司訳『シリーズ戦争学入門　軍事戦略入門』（創元社、2019年12月）
• 喬良・王湘穂著、坂井臣之助監修、劉琦訳『超限戦　21世紀の「新しい戦争」』（角川新書、2020年1月）
• 西田陽一・杉之尾宜生『「失敗の本質」と戦略思想　孫子・クラウゼヴィッツで読み解く日本軍の敗因』（ちくま新書、2019年12月）

【平和学、国際協力】

• 佐渡友哲『SDGs時代の平和学』（法律文化社、2019年12月）
• 清水正・清水マリエッタ『異文化と向き合う国際協力―開発援助の現場から』（創成社新書、2020年1月）

【国際情勢、世界と日本】

• 小原凡司・桒原響子『AFTER SHARP　POWER（アフター・シャープパワー）　米中新冷戦の幕開け』（東洋経済新報社、2019年12月）
• 手嶋龍一・佐藤優『日韓激突 「トランプ・ドミノ」が誘発する世界危機』（中公新書ラクレ、2020年1月）
• 渡瀬裕哉『メディアが絶対に知らない2020年の米国と日本』（ＰＨＰ新書、2020年1月）
• 青山繁晴『その通りになる王道日本、覇道中国、火道米国』（扶桑社新書、2020年1月）
• 川添恵子『世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる 覇権・監視国家』（ＷＡＣ ＢＵＮＫＯ、2020年1月）
• 和中清『中国はなぜ成長し、どこに向かうか、そして日本は？』（クロスメディア・パブリッシング、2019年12月）
• ヴィルジニー・レッソン著、河野彩・山口羊子訳『これからの２０年―グラフと地図で知る』（原書房、2019年12月）

〈社会科学〉

• 東大社研、玄田有史、飯田高編『危機対応学　危機対応の社会科学　下　未来への手応え』（東京大学出版会、2019年12月）
• 京都大学経済研究所附属先端政策分析研究センター編、松尾剛彦・石川城太・藤田昌久・溝端佐登史・服部崇著『文明と国際経済の地平』（東洋経済新報社、2020年1月）
• 新原道信・宮野勝・鳴子博子編『中央大学学術シンポジウム研究叢書　地球社会の複合的諸問題への応答の試み』（中央大学出版部、2020年1月）
• サフィ・バーコール、三木俊哉訳、米倉誠一郎解説『ＬＯＯＮＳＨＯＴＳ（ルーンショット）　クレイジーを最高のイノベーションにする』（日経ＢＰ社、2019年1月）
• ウォルター・エンダース著、新谷元嗣・藪友良訳『実証のための計量時系列分析』（有斐閣、2019年12月）

【政治学、比較政治、行政学】

• 久保慶一『争われる正義―旧ユーゴ地域の政党政治と移行期正義』（有斐閣、2019年12月）
• 田村哲樹編『日常生活と政治―国家中心的政治像の再検討』（岩波書店、2019年12月）
• 土佐弘之『ポスト・ヒューマニズムの政治』（人文書院、2020年1月）
• ミゲル・アバンスール著、松葉類・山下雄大訳『国家に抗するデモクラシー　マルクスとマキァヴェリアン・モーメント』（法政大学出版局、2019年12月）
• 堀江湛・加藤秀治郎編『政治学小辞典』（一藝社、2019年12月）
• 林嶺那『学歴・試験・平等―自治体人事行政の３モデル』（東京大学出版会、2020年1月）

【政策科学】

• 林万平『KDDI総合研究所叢書　災害復興の経済分析―持続的な地域開発と社会的脆弱性』（勁草書房、2019年12月）
• 小牧奈津子『「自殺対策」の政策学―個人の問題から政策課題へ』（ミネルヴァ書房、2019年12月）

【法学、憲法論】

• 浦田一郎『自衛隊加憲論の展開と構造―その憲法学的分析』（日本評論社、2019年12月）
• 篠田英朗『はじめての憲法』（ちくまプリマー新書、2019年12月）
• 栗田佳恭『リベラル・ナショナリズム憲法学―日本のナショナリズムと文化的少数者の権利』（法律文化社、2020年1月）
• 髙久泰文『昭和「憲法」の綻び―最高法規性の空洞化・形骸化』（中公公論事業出版、2020年1月）
• 大石眞『日本憲法史』（講談社学術文庫、2020年1月）
• 板垣勝彦『地方自治法の現代的課題』（第一法規出版、2019年12月）
• 阿部和文『表現・集団・国家―カール・シュミットの映画検閲論をめぐる一考察』（信山社出版、2019年12月）
• ニールス・ペーターゼン、フェリックス・フシャール著、柴田憲司・徳本広孝・鈴木博人・小野寺邦広訳『公法における比例原則と家族法におけるヨーロッパ人権条約の機能―ニールス・ペーターゼン教授講演集』（中央大学出版部、2019年12月）

【経済学、経済論、経営学、財政学、社会保障】

〔経済学、経済論〕

• デヴィッド・ウォルシュ著、小坂恵理訳『ポール・ローマーと経済成長の謎』（日経BP社、2020年1月）
• マーク・グラノヴェター著、渡辺深訳『社会と経済―枠組みと原則』（ミネルヴァ書房、2019年12月）
• 萩原伸次郎『金融グローバリズムの経済学―格差社会の形成と世界金融危機の勃発』（かもがわ出版、2020年1月）
• 渋谷要『資本主義批判の政治経済学―グローバリズムと帝国主義に関するノート』（社会評論社、2019年12月）
• 鈴木豊『中国経済の制度分析―契約理論・ゲーム理論アプローチ』（日本評論社、2020年1月）
• 伊藤秀史・小林創・宮原泰『組織の経済学』（有斐閣、2019年12月）
• 竹内健蔵『ミクロ経済学って大体こんな感じです』（有斐閣、2019年12月）
• ハロルド・ウィンター著、河越正明訳『やりすぎの経済学―中毒・不摂生と社会政策』（大阪大学出版会、2020年1月）
• 松浦司『現代人口経済学』（日本評論社、2020年1月）
• 山崎好裕『入門数理マルクス経済学』（ナカニシヤ出版、2019年12月）
• 森田成也『マルクス経済学再入門―商品・貨幣から独占資本まで』下巻（社会評論社、2019年12月）
• 井上智洋『MMT 現代貨幣理論とは何か』（講談社選書メチエ、2019年12月）
• 島倉原『MMTとは何か 日本を救う反緊縮理論』（角川新書、2019年12月）
• 岩田一政・日本経済研究センター編『2060デジタル資本主義』（日本経済新聞出版社、2019年12月）
• エリック・A.ポズナー著、E.グレン・ワイル著、安田洋祐監訳、遠藤真美訳『ラディカル・マーケット　脱・私有財産の世紀』（東洋経済新報社、2020年1月）
• ジョナサン・ハスケル、スティアン・ウェストレイク著、山形浩生訳『無形資産が経済を支配する―資本のない資本主義の正体』（東洋経済新報社、2020年1月）
• 木内登英『決定版　リブラ―世界を震撼させるデジタル通貨革命』（東洋経済新報社、2019年12月）

〔経営学〕

• 青木高夫『株主指向か公益指向か―日本型コーポレートガバナンスを求めて』（晃洋書房、2020年1月）
• 岩尾俊兵『イノベーションを生む“改善”―自動車工場の改善活動と全社の組織設計』（有斐閣、2019年12月）
• 石塚浩美『日中韓働き方の経済学分析―日本を持続するために中国・韓国から学べること』（勁草書房、2019年12月）
• 川北英隆・奥野一成編『京都大学の経営学講義　４　社会の問題解決こそ、企業価値創造の源である―京都大学経済学部・人気講義完全聞き取りノート』（ダイヤモンド・ビジネス企画、2020年1月）
• 南方建明『日本の小売業態構造研究』（御茶の水書房、2019年12月）
• 粕谷誠『コア・テキスト経営史』（新世社、2019年12月）
• 安藤史江『コア・テキスト組織学習』（新世社、2019年12月）
• 皆川正『経済学教室　産業組織論』（培風館、2019年12月）
• 安藤史江・稲水伸行・西脇暢子・山岡徹『ベーシック＋　経営組織』（中央経済社、2019年12月）

〔財政学〕

• 佐々木伯朗編『財政学―制度と組織を学ぶ』（有斐閣、2019年12月）
• ピグー著、本郷亮訳『ピグー 財政学』（名古屋大学出版会、2019年12月）

〔社会保障〕

• 橘木俊詔『社会保障入門』（ミネルヴァ書房、2019年12月）
• 権丈英子『ちょっと気になる「働き方」の話』（勁草書房、2019年12月）

【社会学】

• 長谷川公一編『社会運動の現在―市民社会の声』（有斐閣、2020年1月）
• 鈴木彩加『女性たちの保守運動―右傾化する日本社会のジェンダー』（人文書院、2019年12月）
• 大野志郎『逃避型ネット依存の社会心理』（勁草書房、2020年1月）
• 松田太希『体罰・暴力・いじめ―スポーツと学校の社会哲学』（青土社、2019年12月）
• 井上雅人『ファッションの哲学』（ミネルヴァ書房、2019年12月）
• 大沼義彦・甲斐健人編『サッカーのある風景―場と開発、人と移動の社会学』（晃洋書房、2019年12月）
• ジャック・ドンズロ著、真島一郎訳『社会的なものの発明―政治的熱情の凋落をめぐる試論』（インスクリプト、2020年1月）
• ニクラス・ルーマン著、馬場靖雄訳『社会システム 或る普遍的理論の要綱』上・下（勁草書房、2020年1月）
• 千葉芳夫『ヴェーバーの迷宮　迷宮のヴェーバー』（ミネルヴァ書房、2019年12月）
• 長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志『社会学 （新版）』（有斐閣、2019年12月）
• 西野理子・米村千代編『よくわかる家族社会学』（ミネルヴァ書房、2019年12月）

〔ジャーナリズム〕

• 大石泰彦編『ジャーナリズムなき国の、ジャーナリズム論』（彩流社、2020年1月）
• 柴山哲也『いま、解読する戦後ジャーナリズム秘史』（ミネルヴァ書房、2020年1月）

【国際比較】

• 志水宏吉監修、川口俊明編『シリーズ・学力格差　第１巻　統計編　日本と世界の学力格差―国内・国際学力調査の統計分析から』（明石書店、2019年12月）

【地理学】

• 市川康夫『多機能化する農村のジレンマ―ポスト生産主義後にみるフランス山村変容の地理学』（勁草書房、2020年1月）

〈人文科学〉

【思想、哲学】

• マルクス・ガブリエル著、廣瀬覚訳『新実存主義』（岩波新書、2020年1月）
• 寺島俊穂『ハンナ・アレント再論―“あるべき政治”を求めて』（萌書房、2019年12月）
• 宮崎裕助『ジャック・デリダ　死後の生を与える』（岩波書店、2020年1月）
• 澤田直『サルトルのプリズム―二十世紀フランス文学・思想論』（法政大学出版局、2019年12月）
• 伊藤誠『マルクスの思想と理論』（青土社、2020年1月）
• 伊藤誠・大藪龍介・田畑稔編『２１世紀のマルクス―マルクス研究の到達点』（新泉社、2019年12月）
• 仲正昌樹『マルクス入門講義』（作品社、2020年1月）
• 安井俊一『Ｊ．Ｓ．ミル社会主義論の展開―所有と制度、そして現代』（御茶の水書房、2019年12月）
• フィリップ・スコフィールド著、川名雄一郎・高島和哉・戒能通弘訳『功利とデモクラシー　ジェレミー・ベンサムの政治思想』（慶應義塾大学出版会、2020年1月）
• ジャン・スタロバンスキー著、浜名優美・井上櫻子訳『告発と誘惑―ジャン＝ジャック・ルソー論』（法政大学出版局、2019年12月）
• ヒューム著、犬塚元訳『自然宗教をめぐる対話』（岩波文庫、2020年1月）
• 入江哲朗『火星の旅人―パーシヴァル・ローエルと世紀転換期アメリカ思想史』（青土社、2020年1月）
• 中山竜一・浅野有紀・松島裕一・近藤圭介『法思想史』（有斐閣アルマ、2019年12月）
• アリム・トヘティ『日中儒学の比較思想史研究　その解体と再構築に向けて』（明石書店、2020年1月）
• 末木文美士『日本思想史』（岩波新書、2020年1月）
• 関口直佑『近代日本国体論の研究―会沢正志斎と考証学』（国書刊行会、2019年12月）
• 伊藤益『日本思想の論理』（北樹出版、2019年12月）
• 菅野覚明『本当の武士道とは何か 日本人の理想と倫理』（PHP新書、2020年1月）
• 佐藤弘夫『アマテラスの変貌 中世神仏交渉史の視座』（法蔵館文庫、2020年1月）
• 小坂井敏晶『責任という虚構 増補』（ちくま学芸文庫、2020年1月）
• 稲葉振一郎『ナウシカ解読　増補版』（勁草書房、2019年12月）
• 見田宗介『超高層のバベル 見田宗介対話集』（講談社選書メチエ、2019年12月）

〔哲学〕

• 岡本裕一朗『世界を知るための哲学的思考実験』（朝日新聞出版、2019年12月）
• 村岡晋名前の哲学』（講談社選書メチエ、2020年1月）
• 伊藤邦武・山内志朗・中島隆博・納富信留編『世界哲学史 １ 古代 １ 知恵から愛知へ』（ちくま新書、2020年1月）
• 柄谷行人『哲学の起源』（岩波現代文庫、2020年1月）
• フレデリック・ルノワール著、田島葉子訳『スピノザ―よく生きるための哲学』（ポプラ社、2019年12月）
• 中村昇『西田幾多郎の哲学＝絶対無の場所とは何か』（講談社選書メチエ、2019年12月）
• 鷲田清一『〈ひと〉の現象学』（ちくま学芸文庫、2020年1月）

【人類学】

• 大貫恵美子『人殺しの花―政治空間における象徴的コミュニケーションの不透明性』（岩波書店、2020年1月）
• ピエール・クラストル著、原毅彦訳『政治人類学研究』（水声社、2020年1月）

【宗教】

• 中田考『イスラーム学』（作品社、2020年1月）
• 小村明子『日本のイスラーム 歴史・宗教・文化を読み解く』（朝日選書、2019年12月）
• ジョン・ヒック著、間瀬啓允・稲垣久和訳『宗教の哲学』（ちくま学芸文庫、2020年1月）
• 竹下節子『女のキリスト教史　「もう一つのフェミニズム」の系譜』（ちくま新書、2019年12月）
• 大濱徹也『近代日本とキリスト教』（同成社、2019年12月）
• 鈴江英一『札幌キリスト教史―宣教の共なる歩み』（一麦出版社、2019年12月）
• 中西直樹・大澤広嗣編『龍谷大学アジア仏教文化研究叢書　論集　戦時下「日本仏教」の国際交流』（不二出版、2019年12月）
• 楠淳證・中西直樹・嵩満也編『龍谷大学アジア仏教文化研究叢書　国際社会と日本仏教』（丸善出版、2020年1月）

【冷戦史】

• 山崎雅弘『戦史・紛争史叢書　東西冷戦史１　二つに分断された世界』（アルタ・プレス、2019年12月）

【第一次世界大戦】

• 飯倉章、山室信一、小野塚知二、柴山桂太ほか『世界史としての第一次世界大戦』（宝島社新書、2020年1月）
• 鳴門市ドイツ館史料研究会編『松山のドイツ兵捕虜と収容所新聞「ラーガーフォイアー」』（愛媛新聞社、2019年12月）

【世界史、グローバル・ヒストリー】

• 森靖夫『「国家総動員」の時代―比較の視座から』（名古屋大学出版会、2020年1月）
• 中山大将『歴史総合パートナーズ　国境は誰のためにある？―境界地域サハリン・樺太』（清水書院、2019年12月）
• デイヴィッド・アーミテイジ著、平田雅博・阪本浩・細川道久訳『“内戦”の世界史』（岩波書店、2019年12月）
• 臼杵陽『「ユダヤ」の世界史―一神教の誕生から民族国家の建設まで』（作品社、2020年1月）
• R・W・サザン著、鈴木利章訳『ヨーロッパとイスラーム世界』（ちくま学芸文庫、2020年1月）
• ニーアル・ファーガソン著、柴田裕之訳『スクエア・アンド・タワー　上　ネットワークが創り変えた世界』（東洋経済新報社、2019年12月）
• ニーアル・ファーガソン著、柴田裕之訳『スクエア・アンド・タワー　下　権力と革命　５００年の興亡史』（東洋経済新報社、2019年12月）
• ジャン＝クリストフ・ビュイッソン著、神田順子・清水珠代・濱田英作訳『暗殺が変えた世界史　上　カエサルからフランツ＝フェルディナントまで』（原書房、2019年12月）
• ジャン＝クリストフ・ビュイッソン著、神田順子・清水珠代・濱田英作訳『暗殺が変えた世界史　下　ニコライ二世からチャウシェスクまで』（原書房、2019年12月）
• ピエール・ブルデュー著、荒井文雄・櫻本洋一監訳『世界の悲惨』1（藤原書店、2019年12月）
• 菊池良生『ウィーン包囲―オスマン・トルコと神聖ローマ帝国の激闘』（河出書房新社、2019年12月）
• アルド・A・セッティア著、白幡俊輔訳『戦場の中世史―中世ヨーロッパの戦争観』（八坂書房、2019年12月）
• R.A.スケルトン著、増田義郎・信岡奈生訳『〈図説〉探検地図の歴史 大航海時代から極地探検まで』（ちくま学芸文庫、2020年1月）
• 阿部謹也『西洋中世の愛と人格 「世間」論序説』（講談社学術文庫、2020年1月）
• 田澤耕『物語カタルーニャの歴史 知られざる地中海帝国の興亡 増補版』（中公新書、2020年1月）
• 弓削達『地中海世界 ギリシア・ローマの歴史』（講談社学術文庫、2020年1月）
• ジェームズ・C.スコット著、立木勝訳『反穀物の人類史―国家誕生のディープヒストリー』（みすず書房、2019年12月）

【帝国】

• 水野祥子『エコロジーの世紀と植民地科学者―イギリス帝国・開発・環境』（名古屋大学出版会、2020年1月）

【文明、文化】

• 原克『騒音の文明史―ノイズ都市論』（東洋書林、2020年1月）
• ピーター・ホール著、佐々木雅幸訳『都市と文明 １　 文化・技術革新・都市秩序』（藤原書店、2019年12月）
• ピーターバーク著、長谷川貴彦訳『文化史とは何か （増補改訂版）』（法政大学出版局、2019年12月）
• 黒﨑浩行『神道文化の現代的役割―地域再生・メディア・災害復興』（弘文堂、2019年12月）
• 大丸弘・高橋晴子『新聞連載小説の挿絵でみる近代日本の身装文化』（三元社、2019年12月）

【移民、移動】

• 早尾貴紀『希望のディアスポラ―移民・難民をめぐる政治史』（春秋社、2020年1月）
• 松久玲子編『同志社大学人文科学研究所研究叢書　国境を越えるラテンアメリカの女性たち―ジェンダーの視点から見た国際労働移動の諸相』（晃洋書房、2019年12月）
• 海外移住150周年研究プロジェクト編『遥かなる「ワカマツ・コロニー」―トランスパシフィックな移動と記憶の形成』（彩流社、2019年12月）

【歴史学】

• 望田幸男『ドイツ史学徒が歩んだ戦後と史学史的追想』（本の泉社、2020年1月）
• 黒田智・吉岡由哲『草の根歴史学の未来をどう作るか　これからの地域史研究のために』（文学通信、2020年1月）

〈その他〉

【環境】

• ブルーノ・ラトゥール著、川村久美子訳・解題『地球に降り立つ―新気候体制を生き抜くための政治』（新評論、2019年12月）
• ラッデル・マクフォーター、ゲイル・ステンスタッド編、長谷敏夫監訳、佐賀啓男・比奈地康晴共訳『ハイデガーと地球：環境哲学論考―危機と逆説の淵での思索の開示　第２版』（東信堂、2020年1月）
• エルンスト・フォン・ワイツゼッカー、アンダース・ワイクマン編著、林良嗣・野中ともよ監訳、中村秀規訳者代表『ローマクラブ『成長の限界』から半世紀　Ｃｏｍｅ　Ｏｎ！目を覚まそう！　環境危機を迎えた「人新世」をどう生きるか？』（明石書店、2019年12月）
• 山本良一『気候危機』（岩波ブックレット、2020年1月）

【デモクラシー、リベラリズム】

• 樋口陽一『リベラル・デモクラシーの現在 「ネオリベラル」と「イリベラル」のはざまで』（岩波新書、2020年1月）
• 篠崎勝『「世間」という観念の呪縛を解き放つ“リベラリズム”の脈動を』（ウィンかもがわ、2019年12月）

【教育】

• 苅谷剛彦・吉見俊哉『大学はもう死んでいる？ トップユニバーシティーからの問題提起』（集英社新書、2020年1月）
• 芦田宏直『シラバス論―大学の時代と時間、あるいは“知識”の死と再生について』（晶文社、2019年12月）◇渡部淳『アクティブ・ラーニングとは何か』（岩波新書、2020年1月)

【アーカイブ】

• スー・マケミッシュ，スー、マイケル・ピゴット、バーバラ・リード、フランク・アップウォード編、安藤正人、石原一則、坂口貴弘、塚田『アーカイブズ論―記録のちからと現代社会』（明石書店、2019年12月）
• 柳与志夫『デジタルアーカイブの理論と政策―デジタル文化資源の活用に向けて』（勁草書房、2020年1月）
• 加藤諭『大学アーカイブズの成立と展開―公文書管理と国立大学』（吉川弘文館、2019年12月）

【リーダー】

• 鹿島茂『本当は偉大だった嫌われ者リーダー論』（集英社、2019年12月）

【情報】

• 山田敏弘『サイバー戦争の今』（ベスト新書、2020年1月）

〈日本〉

【政治、外交、安全保障、日米関係】

• 御厨貴『時代の変わり目に立つ―平成快気炎』（吉田書店、2020年1月）
• 村井良太『佐藤栄作　戦後日本の政治指導者』（中公新書、2019年12月）
• 清水唯一朗・瀧井一博・村井良太『日本政治史―現代日本を形作るもの』（有斐閣ストゥディア、2020年1月）
• 名越健郎『秘密資金の戦後政党史―米露公文書に刻まれた「依存」の系譜』（新潮選書、2019年12月）
• NHKスペシャル取材班『憲法と日本人―１９４９‐６４年　改憲をめぐる「１５年」の攻防』（朝日新聞出版、2020年1月）
• 鯨岡仁『安倍晋三と社会主義 アベノミクスは日本に何をもたらしたか』（朝日新書、2020年1月）
• 憲法ネット103編『安倍改憲・壊憲総批判―憲法研究者は訴える』（八月書館、2019年12月）
• 纐纈厚『重い扉の向こうに―歴史和解と戦前回帰の相克』（緑風出版、2020年1月）
• 秋田魁新報取材版編『イージス・アショアを追う』（秋田魁新報社、2019年12月）
• 東京新聞社会部『兵器を買わされる日本』（文春新書、2020年1月）
• 石原慎太郎・亀井静香『日本よ、憚ることなく』（ＷＡＣ ＢＵＮＫＯ、2020年1月）
• 石井一『冤罪 田中角栄とロッキード事件の真相 文庫特別版』（産経ＮＦ文庫、2020年1月）
• 岡村圭子『団地へのまなざし―ローカル・ネットワークの構築に向けて』（新泉社、2020年1月）
• 田辺勝義『市民参加の平和都市づくり』（本の泉社、2020年1月）
• 岡﨑昌之著、自治体学会編集協力『まちづくり再考―現場から学ぶ地域自立への道しるべ』（ぎょうせい、2020年1月）
• 木下健・加藤洋平『地方議会改革の進め方』（八千代出版、2020年1月）
• 佐藤俊一『日本地方自治の群像』第10巻（成文堂、2019年12月）

【日韓関係】

• 岡本有佳・加藤圭木編、Ｆｉｇｈｔ　ｆｏｒ　Ｊｕｓｔｉｃｅ編集『協力だれが日韓「対立」をつくったのか―徴用工、「慰安婦」、そしてメディア』（大月書店、2019年12月）
• 深草徹『戦後最悪の日韓関係　その責任は安倍政権にある』（かもがわ出版、2020年1月）
• 竹内康人『韓国徴用工裁判とは何か』（岩波ブックレット、2020年1月）
• 和田春樹『韓国併合110年後の真実 条約による併合という欺瞞』（岩波ブックレット、2019年12月）
• 小林孝行『日韓大衆音楽の社会史―エンカとトロットの土着性と越境性』（現代人文社、2019年12月）

【経済】

• 友原章典『移民の経済学 雇用、経済成長から治安まで、日本は変わるか』（中公新書、2020年1月）
• 朝日新聞経済部『かんぽ崩壊』（朝日新書、2020年1月）
• 重原久美春『日本銀行とＯＥＣＤ　実録と考察―内外経済の安定と発展を求めて』（中央公論事業出版、2019年12月）
• 伊原亮司『合併の代償―日産全金プリンス労組の闘いの軌跡』（桜井書店、2019年12月）
• 吉田忠則『逆転の農業―技術・農地・人の三重苦を超える』（日本経済新聞出版社、2020年1月）

【社会保障】

• 井手英策『いまこそ税と社会保障の話をしよう！』（東洋経済新報社、2019年12月）
• 中村秀一『平成の社会保障―ある厚生官僚の証言』（社会保険出版社、2019年12月）
• 日比野守男『「鳥の目」と「虫の目」で追った厚生労働行政　ジャーナリストの視点から』（ブイツーソリューション、2020年1月）
• 吉原健二・和田勝『日本医療保険制度史　第3版』（東洋経済新報社、2020年1月） 

【社会】

• 共同通信社編『平成をあるく』（柘植書房新社、2019年12月）
• 牧内昇平『「れいわ現象」の正体』（ポプラ新書、2019年12月）
• 森口朗『売国保守』（扶桑社新書、2020年1月）
• 宮垣元『その後のボランティア元年―NPO・25年の検証』（晃洋書房、2020年1月）
• 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター編、兵藤智佳・二文字屋脩・平山雄大・岩井雪乃監修『ボランティアで学生は変わるのか―「体験の言語化」からの挑戦』（ナカニシヤ出版、2019年12月）
• 明石順平『人間使い捨て国家』（角川新書、2019年12月）
• 共同通信ひきこもり取材班『扉を開けて―ひきこもり、その声が聞こえますか』（かもがわ出版、2019年12月）〔格差、貧困〕
• 橋本健二『〈格差〉と〈階級〉の戦後史』（河出新書、2020年1月）
• 山野則子編『子どもの貧困調査―子どもの生活に関する実態調査から見えてきたもの』（明石書店、2019年12月）

〔沖縄〕

• 桐山節子『沖縄の基地と軍用地料問題―地域を問う女性たち』（有志舎、2019年12月）
• 阿部岳『ルポ沖縄国家の暴力 米軍新基地建設と「高江１６５日」の真実』（朝日文庫、2020年1月）

〔地域〕

• 藤山浩編『「小さな拠点」をつくる』（農産漁村文化協会、2019年12月）
• 西村佳哲『いま、地方で生きるということ 増補新版』（ちくま文庫、2020年1月）
• 藤井聡・市森友明『北陸から問う、土木のちから。　インフラなくして国家なし』（北日本新聞社、2019年12月）

【日本史】

〔戦後〕

• 栗田尚弥『キャンプ座間と相模総合補給廠』（有隣新書、2020年1月）
• J・ウォーリー・ヒギンズ『秘蔵カラー写真で味わう６０年前の東京・日本 続』（光文社新書、2020年1月）
• ヘンリー・S・ストークス『英国人記者が見抜いた戦後史の正体』（ＳＢ新書、2020年1月）
• 田畑洋一『奄美の復帰運動と保健福祉的地域再生』（南方新社、2019年12月）

〔天皇・皇室〕

• 舟橋正真『「皇室外交」と象徴天皇制　1960～1975年』（吉田書店、2019年12月）
• 河西秀哉・瀬畑源・森暢平編『〈地域〉から見える天皇制』（吉田書店、2019年12月）

〔戦争〕

• 佐瀬隆夫『1942年アメリカの心理戦と象徴天皇制―ラインバーガーとジョゼフ・グルー』（教育評論社、2019年12月）
• 広中一成『傀儡政権　日中戦争、対日協力政権史』（角川新書、2019年）
• 宮田昌明『満洲事変　「侵略」論を超えて世界的視野から考える』（PHP新書、2019年12月）
• 一ノ瀬俊也『特攻隊員の現実』（講談社現代新書、2020年1月）
• 牧野邦昭『戦時下の経済学者 経済学と総力戦 新版』（中公選書、2020年1月）
• 保阪正康『大本営発表という虚構』（ちくま文庫、2020年1月）
• 鳥居民『山本五十六の乾坤一擲』（草思社文庫、2020年1月）

〔医療・療養〕

• 金川英雄『三浦半島の医療史―国公立病院の源流をたどる』（青弓社、2020年1月）
• 清水寛『太平洋戦争下の国立ハンセン病療養所―多磨全生園を中心に』（新日本出版社、2019年12月）

〔明治維新～昭和戦前〕

• 黒沢文貴『歴史に向きあう―未来につなぐ近現代の歴史』（東京大学出版会、2020年1月）
• 小林和幸編『明治史研究の最前線』（筑摩選書、2020年1月）
• 古川隆久『建国神話の社会史 史実と虚偽の境界』（中公選書、2020年1月）
• アーロン・S．モーア著、塚原東吾監訳『「大東亜」を建設する―帝国日本の技術とイデオロギー』（人文書院、2019年12月）
• 代珂『満洲国のラジオ放送』（論創社、2020年1月）
• 山村睦夫『上海日本人居留民社会の形成と展開―日本資本の進出と経済団体』（大月書店、2019年12月）◇岩間一弘編『慶應義塾大学東アジア研究所叢書　中国料理と近現代日本―食と嗜好の文化交流史』（慶應義塾大学出版会、2019年12月）
• 佐藤卓己『キング』の時代　国民大衆雑誌の公共性』（岩波現代文庫 学術、2020年1月）
• 専修大学今村法律研究室編『神兵隊事件　別巻八』（専修大学出版局、2020年1月）
• 髙山龍三『河口慧海―雲と水との旅をするなり』（ミネルヴァ書房、2020年1月）
• 今井清一『関東大震災と中国人虐殺事件』（朔月社、2020年1月）
• 栗原康『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』（岩波現代文庫、2020年1月）
• 田中伸尚『一粒の麦死して　弁護士・森長英三郎の「大逆事件」』（岩波書店、2019年12月）
• 小野修三『明治憲法下の立憲主義者―清浦奎吾研究』（世織書房、2020年1月）
• 赤司友徳『監獄の近代―行政機構の確立と明治社会』（九州大学出版会、2020年1月）
• 佐藤慶治『翻訳唱歌と国民形成―明治時代の小学校音楽教科書の研究』（九州大学出版会、2019年12月）
• 鈴木健一編『明治の教養―変容する“和”“漢”“洋”』（勉誠出版、2020年1月）
• エヴァ・パワシュ＝ルトコフスカ、アンジェイ・タデウシュ・ロメロ著、柴理子訳『日本・ポーランド関係史―1904‐1945　増補改訂』（彩流社、2019年12月）
• ニコラス・タンコ・アリメロ著、寺澤辰磨訳『コロンビア商人がみた維新後の日本』（中央公論新社、2019年12月）
• ルイ・クレットマン著、松崎碩子訳『クレットマン日記 若きフランス士官の見た明治初年の日本』（平凡社東洋文庫、2019年12月）

〔前近代〕

• 荒野泰典『「鎖国」を見直す』（岩波現代文庫、2020年1月）
• 磯田道史監修『江戸の家計簿 カラー版』（宝島社新書、2020年1月）
• クレインス・フレデリック著、磯田道史解説『江戸の災害 オランダ商館長が見た』（講談社現代新書、2019年12月）
• 香西豊子『種痘という“衛生”―近世日本における予防接種の歴史』（東京大学出版会、2019年12月）
• 杉森玲子『「江戸大地震之図」を読む』（角川選書、2020年1月）
• 関幸彦『英雄伝説の日本史』（講談社学術文庫、2020年1月）
• 本郷和人『なぜ武士は生まれたのか　さかのぼり日本史』（文春文庫、2020年1月）
• 本郷和人『空白の日本史』（扶桑社新書、2020年1月）
• 本郷和人『日本史自由自在』（河出新書、2020年1月）
• 倉本一宏『公家源氏 王権を支えた名族』（中公新書、2020年1月）

〈アジア〉

• 後藤健太『アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路』（中公新書、2020年1月）
• 金子芳樹・山田満・吉野文雄編『「一帯一路」時代のＡＳＥＡＮ―中国傾斜のなかで分裂・分断に向かうのか』（明石書店、2020年1月）
• 武田晴人・林采成編『歴史としての高成長―東アジアの経験』（京都大学学術出版会、2019年12月）
• 保坂俊司編『中央大学政策文化総合研究所研究叢書　アジア的融和共生思想の可能性』（中央大学出版部、2019年12月）
• 与那覇潤『荒れ野の六十年―東アジア世界の歴史地政学』（勉誠出版、2020年1月）
• 岩下哲典、矢森小映子、塚越俊志、小林哲也、関良基ほか『東アジアの弾圧・抑圧を考える―１９世紀から現代まで日本・中国・台湾』（春風社、2019年12月）

【朝鮮半島】

• 牧野愛博『韓国を支配する「空気」の研究』（文春新書、2020年1月）
• 金平祐著、文春琴訳『朴槿惠大統領弾劾―弁護人が語るその真相』（日本加除出版、2020年1月）

【中国、台湾、モンゴル】

• 川島真・遠藤貢・高原明生・松田康博編『中国の外交戦略と世界秩序―理念・政策・現地の視線』（昭和堂、2020年1月）
• 磯部靖『慶應義塾大学法学研究会叢書　中国　統治のジレンマ―中央・地方関係の変容と未完の再集権』（慶應義塾大学出版会、2019年12月）
• 石井知章・及川淳子編『六四と一九八九―習近平帝国とどう向き合うのか』（白水社、2020年1月）
• 蔡昉著、丸川知雄監訳・解説、伊藤亜聖・藤井大輔・三竝康平訳『現代中国経済入門―人口ボーナスから改革ボーナスへ』（東京大学出版会、2019年12月）
• 村山宏『中国　人口減少の真実』（日経プレミアシリーズ、2020年1月）
• 楊海英『中国人の少数民族根絶計画』（産経ＮＦ文庫、2020年1月）
• 楊海英・新間聡『モンゴル最後の王女 文化大革命を生き抜いたチンギス・ハーンの末裔』（草思社文庫、2020年1月）
• トルグン・アルマス著、東綾子訳『ウイグル人』（集広舎、2019年12月）
• 周秉徳著、王敏監修、張晶・馬小兵訳『私の伯父さん　周恩来』（法政大学出版局、2019年12月）
• 松谷曄介『日本の中国占領統治と宗教政策―日中キリスト者の協力と抵抗』（明石書店、2020年1月）
• 宝鎖『清末中国の技術政策思想―西洋軍事技術の受容と変遷』（臨川書店、2019年12月）
• 丸橋充拓『シリーズ中国の歴史2　江南の発展 南宋まで』（岩波新書、2020年1月）
• 宮脇順子『皇帝たちの中国史』（徳間書店、2019年12月）

【東南アジア】

• 外山文子『タイ民主化と憲法改革―立憲主義は民主主義を救ったか』（京都大学学術出版会、2020年1月）
• 桐山昇・栗原浩英・根本敬『東南アジアの歴史―人・物・文化の交流史 新版』（有斐閣、2019年12月）

【南アジア】

• 内藤雅雄『現代におけるインド社会の発展過程とインド人の海外進出』（東銀座出版社、2019年12月）

〈太平洋〉

• 田辺明生・竹沢泰子・成田龍一編『環太平洋地域の移動と人種―統治から管理へ、遭遇から連帯へ』（京都大学学術出版会、2020年1月）
• 石森大知・丹羽典生編『エリア・スタディーズ　ヒストリー　太平洋諸島の歴史を知るための６０章―日本とのかかわり』（明石書店、2019年12月）

〈ヨーロッパ〉

• タラ・ザーラ著、三時眞貴子・北村陽子監訳、岩下誠・江口布由子訳『失われた子どもたち―第二次世界大戦後のヨーロッパの家族再建』（みすず書房、2019年12月）

【西欧】

• 新井潤美『〈英国紳士〉の生態学 ことばから暮らしまで』（講談社学術文庫、2020年1月）
• 尾上修悟『「黄色いベスト」と底辺からの社会運動―フランス庶民の怒りはどこに向かっているのか』（明石書店、2019年12月）
• 渡邊拓也『ドラッグの誕生―一九世紀フランスの“犯罪・狂気・病”』（慶應義塾大学出版会、2019年12月）
• 高遠弘美『物語パリの歴史』（講談社現代新書、2020年1月）
• 藤澤利治・工藤章編『ドイツ経済―EU経済の基軸』（ミネルヴァ書房、2019年12月）
• ノイマン、マルクーゼ、キルヒハイマー著、Ｒ．ラウダーニ編、野口雅弘訳『フランクフルト学派のナチ・ドイツ秘密レポート』（みすず書房、2019年12月）
• 横山純一『ドイツ地方財政調整制度の歴史と特質―第２帝政期、ワイマール期、ナチス期の邦国（州）―市町村間における展開』（同文舘出版、2020年1月）

【北欧】

• クラウディア・ワリン著、アップルヤード 和美訳『あなたの知らない政治家の世界―スウェーデンに学ぶ民主主義』（新評論、2019年12月）
• ザカリアス・トペリウス著、藤井かおり訳『フィンランド国民をつくった教育読本―我らが祖国の書』（彩流社、2019年12月）

【東欧】

• 池内紀『消えた国追われた人々 東プロシアの旅』（ちくま文庫、2020年1月）
• 山田朋子『十一月蜂起とポーランド王国』（群像社、2019年12月）

〈アメリカ〉

【北米】

• 大石格『アメリカ大統領選　勝負の分かれ目』（日経プレミアシリーズ、2020年1月）◇石澤靖治『アメリカ情報・文化支配の終焉』（PHP新書、2020年1月）
• 蟹瀬誠一『ドナルド・トランプ世界最強のダークサイドスキル―常軌を逸したアメリカ大統領の「現代マキャベリズム思考法」』（プレジデント社、2019年12月）
• 菅美弥『アメリカ・センサスと「人種」をめぐる境界―個票にみるマイノリティへの調査実態の歴史』（勁草書房、2020年1月）
• 杉山恵子『アメリカ、１９世紀末のくびき』（出窓社、2019年12月）

【ラテンアメリカ】

• 松下冽『ラテンアメリカ研究入門―“抵抗するグローバル・サウス”のアジェンダ』（法律文化社、2019年12月）
• 中岡義介・川西尋子『ブラジルの都市の歴史　コロニアル時代からコーヒーの時代まで』（明石書店、2020年1月）
• オリヴィエ・ダベーヌ、フレデリック・ルオー著、中原毅志訳、オーレリー・ボワシエール地図製作『地図で見るブラジルハンドブック』（原書房、2019年12月）