2023年2月21日(火)14:00~16:00
※ 事前登録制/定員500名程度/参加無料/Zoomウェビナー使用/使用言語:日本語
※ 本イベントは受付を終了いたしました
2050年カーボンニュートラルに向けて再エネの主力電源化が政策的に求められている中、企業においてもTCFDなどの脱炭素経営への対応のため自社のみならずサプライチェーン全体にわたり企業自らが再エネを調達する必要性に迫られています。
一方、再エネ普及の現場では、地域の理解や協力といった社会的受容性を醸成しないまま設置されたメガソーラーが景観破壊などの問題を引き起こす事例も増えており、再エネ発電設備の設置に抑制的な条例を施行する自治体が増加してきている状況です。また再エネ調達の現場では、RE100が再エネの調達について、既存の再エネ発電設備ではなく新設の発電設備からの調達に限り、実質的な再エネ普及に繋がる追加性のある再エネ調達を要件として定めるなど、「再エネであればなんでもよい」という状況は過去のものになりつつあります。
「CSR白書2022」及び「別冊」の刊行記念も兼ねた本シンポジウムでは、2050年カーボンニュートラルという目標達成と企業の脱炭素経営に必須となる再エネの普及において、企業はどのようにして社会貢献ができるかを各地で取り組まれている事例をもとに考察いたします。
当日はオンラインでの開催です。皆様のご参加をお待ちしています。
◆ 登壇者(敬称略、順不同)
東 光弘(市民エネルギーちば株式会社 代表取締役、株式会社TERRA 代表取締役、株式会社ソーラーシェアリング総合研究所 代表取締役)
篠 健司(パタゴニア日本支社 環境社会部門 ブランド・レスポンシビリティ・マネージャー)
簗脇 太地(五島市 総務企画部 未来創造課 ゼロカーボンシティ推進班 係長)
平沼光(東京財団政策研究所 主席研究員)※モデレーター、2022年度CSR研究プロジェクト監修者
◆ プログラム ※当日の状況によりタイトルなどが変更になる可能性があります
1.開催挨拶
2.CSR研究プロジェクトの紹介
3.登壇者からの報告(仮題)
「カーボンニュートラルを目指す国と企業」 平沼 光
「地域主体で営農型太陽光発電の普及に取り組む企業事例」 市民エネルギーちば/東 光弘
「需要家として追加性のある再エネ調達に取り組む企業事例」 パタゴニア/篠 健司
「企業と協力して浮体式洋上風力発電の普及と地域活性化に取り組む自治体事例」 五島市/簗脇 太地
4.全体議論