2021年7月7日(水)12:30~15:00
※ 事前登録制/定員1,000名様/参加無料/Zoomウェビナー使用/使用言語:日本語
昨年10月、菅首相は2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を宣言しました。また本年4月には、2050年目標と整合的で野心的な目標として、2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指し、さらに50%削減に向けて挑戦することを表明しています。世界は日本の50%削減に注目していますが、46%削減はこれまでの目標を7割以上引き上げるものであり、決して容易なものではありません。
おりしも日本のエネルギー政策の大方針となる第6次エネルギー基本計画が決定されるタイミングにありますが、2030年46~50%削減、2050年カーボンニュートラルを実現するためには何が必要となるのでしょうか。
本シンポジウムでは、エネルギー転換に対応する日本のエネルギー政策を研究してきた、東京財団政策研究所「加速するエネルギー転換と日本の対応」プロジェクト・メンバー、およびゲスト有識者により、カーボンニュートラルに必要なエネルギー政策の具体像を議論いたします。
当日はオンラインでの開催です。皆様のご参加をお待ちしています。
主催:公益財団法人東京財団政策研究所
共催:東京大学未来ビジョン研究センター
後援:東京大学教養学部附属教養教育高度化機構
◆ 登壇者
▼ 東京財団政策研究所「加速するエネルギー転換と日本の対応」プロジェクト・メンバー
橘川武郎 | 国際大学副学長 国際経営学研究科教授(※プロジェクトリーダー) |
黒崎美穂 | ブルームバーグNEF 日本韓国分析部門長 |
杉本康太 | 東京財団政策研究所 博士研究員 |
瀬川浩司 | 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻教授 |
高村ゆかり | 東京大学未来ビジョン研究センター教授 |
平沼光 |
東京財団政策研究所 研究員(※プロジェクトリーダー[共同]) |
▼ ゲスト登壇者
銭谷美幸 | 第一生命保険株式会社 運用企画部フェロー 兼 第一生命ホールディングス株式会社 経営企画ユニットフェロー |
田辺新一 | 早稲田大学理工学術院創造理工学部 教授 |
◆ プログラム ※当日の状況によりタイトルなどが変更になる可能性があります
1.開会挨拶 東京財団政策研究所所長 安西祐一郎
2.第6次エネルギー基本計画についてのコメント 橘川武郎氏
3.報告1:再エネ主力電源化に向けた施策
高村ゆかり氏:「再生可能エネルギーの最大限導入に向けた政策課題」
瀬川浩司氏 :「日本の再エネ大量導入に向けたパラダイムシフト:技術からのアプローチ」
杉本康太氏 :「再エネと需給調整:日欧の取り組み」
4.報告2:トータルなカーボンニュートラルの実現に向けた施策
黒崎美穂氏 :「産業界の脱炭素化」
平沼光氏 :「カーボンニュートラルの担い手としての地域の役割」
橘川武郎氏 :「原子力と化石燃料のゆくえ」
5.ゲスト登壇者からの報告および全体議論
田辺新一氏 :「カーボンニュートラルに必要とされる需要の高度化と最適化」
銭谷美幸氏 :「アセットオーナーとしての役割と機関投資家としての日本企業への期待」
※ 参加には事前登録が必要となります。以下をクリックして登録ページよりお申込みください。