R-2022-055
今、社会で大きな問題となっている公教育の現実、教員の長時間労働。しかも、残業代が出ないという構図になっています。こうした状態を許しているのが、給特法(公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法)という法律です。
2021年10月1日、さいたま地裁で教員の長時間労働について一つの判決が出されました。その中で裁判に訴え、この給特法について考えさせるきっかけを作ったのが、埼玉県の小学校教員を勤める田中まさお氏(仮名)です。
そもそも、この給特法で先生たちの長時間労働が許され、放置されているという現実は、子どもたちにとってどんな未来を教えることになるのでしょうか。
「何が教員不足をもたらしたのか―ブラック学校の未来を考える」をテーマに、研究プログラム代表の松本美奈と田中まさお氏の対談の様子を、動画にてご紹介します。