- Review
- 学び・教育・人材育成、雇用・社会保障
研究報告書(「地方自治体のウェルビーイング政策推進に関する研究 −ウェルビーイング指標の開発および横展開可能な 公共政策パッケージのデザイン−」)
March 25, 2024
R_2023_096
2021年6月に公表された政府の骨太方針において、「政府の各種の基本計画等についてウェルビーイングに関するKPIを設定すること」が明記され、中央省庁の公共政策分野では既に32の基本計画においてウェルビーイングに関するKPIが設定されるなど、ウェルビーイングという考え方が浸透し始めている。一方で、地方自治体においては、2023年の骨太方針で「地方自治体におけるWell-being指標の活用を促進する」との記述が盛り込まれた段階で、まさにこれから本格化していくというフェーズにある。
本研究プログラムでは、地方自治体におけるウェルビーイング政策を推進していくためには、①各政策分野においてKPIとなりうる指標とウェルビーイングとの関係を定量化し、より具体的で効果的な政策策定のためのエビデンスを作り出し、②ウェルビーイングを主軸として各政策分野を位置付けるロジックモデルのあり方を整理する必要がある、との課題設定を行い、地方自治体のウェルビーイング政策推進に関する調査研究を行った。
本研究プログラムで提案するロジックモデルの考え方が、今後の、各地方自治体に合わせて横展開可能なウェルビーイング政策推進をする上で一つの起点となるであろう。
目次
研究報告書(「地方自治体のウェルビーイング政策推進に関する研究−ウェルビーイング指標の開発および横展開可能な公共政策パッケージのデザイン−」)
第一章 課題設定
第二章 地方自治体の政策パッケージ
第五章 都道府県ウェルビーイング政策実態調査・ウェビナーの開催
第六章 総括
■Review『研究報告書』全文はこちら(PDF:6MB)
-
- 研究主幹
- 宮田 裕章
- 宮田 裕章
- 研究分野・主な関心領域
-
- データサイエンス
- 科学方法論
- Value Co-Creation
-
- 主席研究員
- 石川 善樹
- 石川 善樹
- 研究分野・主な関心領域
-
- ウェルビーイング
-
- 主席研究員
- 立森 久照
- 立森 久照
- 研究分野・主な関心領域
-
- 疫学
- 生物統計学
- 精神保健学
- 政策評価
-
- 主席研究員
- 高野 翔
- 高野 翔
- 研究分野・主な関心領域
-
- ウェルビーイング
- 都市計画・まちづくり
- 公共政策
-
- 研究員
- 村上(内堀) 愛恵
- 村上(内堀) 愛恵
- 研究分野・主な関心領域
-
- ヘルスデータサイエンス
- 医療政策
- ウェルビーイング
- イノベーション
- 平和構築
-
- 研究員
- 金森 由晃
- 金森 由晃
- 研究分野・主な関心領域
-
- 医療・福祉政策
- ウェルビーイング
- 精神保健
- ケア
-
- 慶應義塾大学 医学部 医療政策・管理学教室 (信濃町) 特任研究員
- 東野 瑠華
- 東野 瑠華
-
- 研究協力者(プログラムメンバー)/ボストン大学公衆衛生大学院 助教授
- 芝 孝一郎
- 芝 孝一郎
注目コンテンツ
-
れいわ新選組「消費税ゼロ」の実現可能性を探る- 連載コラム「税の交差点」第71回
れいわ新選組「消費税ゼロ」の実現可能性を探る- 連載コラム「税の交差点」第71回
-
いまさら聞けない金融所得課税(1億円の壁)
いまさら聞けない金融所得課税(1億円の壁)
-
健康の社会的決定要因の向き合い方と課題
健康の社会的決定要因の向き合い方と課題
-
「年収の壁」の真偽と現行年金制度の歪み
「年収の壁」の真偽と現行年金制度の歪み
-
106万円の壁より深刻な住民税非課税の壁―欧米は給付付き税額控除で対応――連載コラム「税の交差点」第108回
106万円の壁より深刻な住民税非課税の壁―欧米は給付付き税額控除で対応――連載コラム「税の交差点」第108回