EXPERTS
研究員
研究員
吉原 祥子
Shoko Yoshihara
最終更新日:2024年04月01日
東京外国語大学卒業。タイ国立シーナカリンウィロート大学へ国費留学。米レズリー大学大学院(文化間関係論)、米Institute of International Education (IIE)バンコク支部を経て、1998年より東京財団勤務。法制審議会民法・不動産登記法部会委員(2019年3月~2021年2月)、内閣官房「国土利用の実態把握等に関する有識者会議」構成員(2020年11月~12月)、法制審議会区分所有法制部会委員(2022年10月~2024年2月)、農林水産省「農地法制の在り方に関する研究会」委員(2022年12月~2024年1月)。現在、国土審議会土地政策分科会企画部会専門委員、内閣府土地等利用状況審議会委員、財政制度等審議会国有財産分科会臨時委員。
- 研究分野・主な関心領域
-
- 国土資源
- 土地制度
- 所有者不明土地
研究プログラム
新たな土地法制の検証と普及に向けた連携
【2023年度終了】人口減少時代の土地政策における「地域」の役割
【2022年度終了】所有者不明土地問題に関する新たな政策の活用に向けた分析・発信
【2021年度終了】所有者不明土地問題に関する政策動向の分析・発信
ウェブサイト
主な著作等
- 「国土管理・土地利用と『地域』」法律時報、2023年9月号、6~11頁
- 「土地政策と民事基本法制の見直しー今後の可能性と所有者探索の課題」都市計画、2023年3月号、32~35頁
- 「改正所有者不明土地法の活用に向けて ―地域福利増進事業から見える根本課題―」土地総合研究、2022年夏号、27~37頁
- 「所有者不明土地問題と法制度――政策の進展と今後の課題」法律のひろば、2021年11月号、20~26頁
- "Realities and Challenges of Land Issues in the Era of Depopulation," Yasushi Asami, et. Al., Frontiers of Real Estate Science in Japan, Springer, 2021, pp.63-71.(都市住宅学会賞著作賞)
- 「土地が見捨てられる? 所有者不明土地問題に見る土地制度の課題」土地はだれのものか研究会著『土地はだれのものか――人口減少時代に問う』白揚社、2019年、39~63頁
- 「所有者不明土地問題と土地制度――人口減少時代の法的課題」不動産政策研究会編『不動産政策研究 各論I 不動産取引法務』東洋経済新報社、2018年、247~261頁
- 『人口減少時代の土地問題―「所有者不明化」と相続、空き家、制度のゆくえ』中公新書、2017年(不動産協会賞)
東京財団政策研究所での研究成果
- 『土地の「所有者不明化」――自治体アンケートが示す問題の実態』(政策研究、2016)
『国土の不明化・死蔵化の危機――失われる国土III』(政策研究、2014)
『空洞化・不明化が進む国土にふさわしい強靭化対策を――失われる国土 II』(政策研究、2013)
『失われる国土――グローバル時代にふさわしい「土地・水・森」の制度改革を』(政策研究、2012)
『グローバル化時代にふさわしい土地制度の改革を――日本の水源林の危機 III』(政策研究、2011)
『グローバル化する国土資源(土・緑・水)と土地制度の盲点――日本の水源林の危機II』(政策研究、2010)
『日本の水源林の危機――グローバル資本の参入から『森と水の循環』を守るには』(政策研究、2009)