・テーマ:「統計不正問題と再発防止を考える」
・日時:2019年2月28日(木)13:00~14:00
・場所:東京財団政策研究所会議室
・講師:飯塚信夫(神奈川大学教授兼政策データラボアドバイザー)
平田英明(法政大学教授)
上記にて、当研究所リアルタイムデータ等研究会メンバーの飯塚信夫・神奈川大学教授兼政策データラボアドバイザー及び平田英明・法政大学教授を講師に迎え、「統計不正問題と再発防止」について緊急記者懇談会を実施しました。
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飯塚氏は、現在の毎月勤労統計調査問題のポイントを具体的に示した上で、「一人あたり雇用者報酬」と問題となっている「実績値」と「参考値」との比較などについて紹介し、データ上からは、どこに問題があると言えるのかについて詳細かつ具体的に説明しました。
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平田氏は、日本銀行調査統計局にて実際に統計作成に携わった経験を踏まえつつ、データ作成者の視点から、今回の不正がなぜ起こったかを説明しました。氏によれば、データ作成者が作成ルールを守らなかった今回の不正の根は深く、統計専門家の育成や待遇向上といった根本から考え直す必要があるとの指摘を行いました。
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その後の質疑では、メディア関係者に当研究所の研究員などが加わり、活発な議論が行われました。
以上