E-2023-031
最終発表要旨
■テーマ『日本におけるDXの取組と課題』
■収録日:2024年2月16日(金)
■登壇者:
須藤修 東京財団政策研究所研究主幹/中央大学国際情報学部教授、ELSI センター所長/東京大学名誉教授
満永拓邦 東京財団政策研究所主席研究員/東洋大学情報連携学部准教授
松崎和賢 東京財団政策研究所主席研究員/中央大学国際情報学部准教授
原翔子 東京財団政策研究所研究員/独立行政法人日本芸術文化振興会主任調査分析研究員/東京大学大学院学際情報学府博士課程
王安理 本研究プログラム・リサーチアシスタント/東京大学公共政策大学院1年
冨島悠介 本研究プログラム・リサーチアシスタント/中央大学国際情報学部4年
【報告概要】
日本におけるDXは、主要なIT先進国の取り組みと比較して遅れが目立っています。これからAI(人工知能)がDXの核心をなすと考えられ、とりわけ生成AIやマルチモーダルAIの研究開発、実装については、アメリカ、中国、イギリスに比べ大きく遅れており、さらにドイツ、フランス、インド、韓国、シンガポールなどの諸国とのAI指標の比較をしても決して優位であるとはいえません。そこで本研究プログラムは、各国の戦略、政策の動向、利用可能なデータについて調査したうえで、DX、さらにAIの取り組みと解決しなければならない日本特有の課題群を明らかにし、その上で、課題群を克服するために実証実験とアンケート調査を駆使しながら、Society5.0を実現するためのDX政策や新たなAI戦略の在り方について展望します。 最終発表や議論の様子、発表資料などを当日の収録動画と併せて公開いたします。
【動画配信】
【発表・パネルディスカッション/資料】
①『日本のDXに関する計量的分析』
・「日本の産業DX推進に向けた政策提言~企業のDX取り組み状況に関する分析アプローチ~」冨島悠介×須藤修
・「地方自治体におけるAI導入の課題と促進要因に対する探索的研究』王 安理×須藤修
②『DXを高度化する生成・マルチモーダルAIと人間の社会的行為』須藤修
③『地域社会における生成AI・クラウド実証実験〜PoC†ワークショップを通じてのマルチステイクホルダー・プロセスの考察〜』 松崎和賢
⑤『遠隔生体識別に関するプライバシー意識の調査』加藤綾子/代理発表:原翔子
最終パネル 登壇者全員
まとめ
【本研究プログラムについて】