【開催報告】10/31開催:ウェビナー「生成AIの最新情報の提供と教育における生成AI活用×著作権」 | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

東京財団政策研究所

詳細検索

東京財団政策研究所

【開催報告】10/31開催:ウェビナー「生成AIの最新情報の提供と教育における生成AI活用×著作権」

【開催報告】10/31開催:ウェビナー「生成AIの最新情報の提供と教育における生成AI活用×著作権」

November 25, 2024

    E-2024-016

    概要

    ChatGPTに代表される生成AIが注目を集める中、教育現場でも生成AIを活用する動きが始まっています。

    そこで、本イベントでは教育における生成AIの活用に関連する最新情報の提供を行った上で、教育における生成AIの活用と著作権の関係について情報を共有しました。

    多くの教員が、生成AIを利用するにあたって著作権侵害や生成物の著作物性について疑問を持っており、場合によってはそれらの問題を恐れて活用されない場合があります。そこで、本イベントでは、これまでに文化庁を中心に整理された著作権について情報を共有し、著作権に関する理解を促すことを目指し、参加者による意見交換や質疑応答の場を設けました。

    毎月行っている本イベントは、教員に対して最新情報や有用な実践知を提供することに加え、構築中のコミュニティへの参加を促し、実践知を効率的に共有し合える環境を構築する目的で実施しています。

    特に今回のイベントでは、 生成AIの活用に関連する最新情報の提供を行った上で、教育における生成AIの活用と著作権の関係について情報を共有しました。これまで行ってきたイベントの事後アンケートや講演活動における質疑応答、意見交換を通じ、多くの教員が注目するテーマであったために開催したものです。またイベント中に設けている意見交換の時間において、ある参加者から、イベントの中では触れられていなかった参考Webサイトや条例等の共有もあり、本研究プログラムで構築を目指す「教員が実践知を効率的に共有し合える環境」に繋がる双方向的な学び合いが強く見られるイベントとなりました。

    引き続き本研究プログラムでは、教育現場から寄せられる実際のニーズに対する情報提供にとどまらず、イベントの実施と評価、コミュニティ運営を行うことを通して、教員にとって意義ある活動の明確化を行い、その知見を元に教育における生成AIの活用に関する政策提言を行うことを目指していきます。


    ・発表資料はこちらをご覧ください。

    ・当日の模様(Youtube動画)やその振り返りは、東京大学 大学院工学系研究科 吉田塁研究室 ホームページにて公開しております。


    開催概要

    ■テーマ:「生成AIの最新情報の提供と教育における生成AI活用×著作権」
    ■日 時:2024年10月31日20:00~21:00
    ■会 場:YouTube Live
    ■講 師:吉田塁 東京財団政策研究所 主席研究員/東京大学 大学院工学系研究科 准教授
    ■研究プログラムについて
    「学び続ける教員を支える生成AI に関する学びの場づくり研究プログラム

    ◆ 教育×生成AI ポータルサイト Manabi AI(まなびあい)

    教育における生成 AI の利活用に関する基本的な情報や最新情報をまとめることを目的にしたポータルサイトです。(吉田塁主席研究員監修・記事作成)

     

    注目コンテンツ

    BY THIS AUTHOR

    この研究員のコンテンツ

    0%

    PROGRAM-RELATED CONTENT

    この研究員が所属するプログラムのコンテンツ

    VIEW MORE

    DOMAIN-RELATED CONTENT

    同じ研究領域のコンテンツ

    VIEW MORE

    INQUIRIES

    お問合せ

    取材のお申込みやお問合せは
    こちらのフォームより送信してください。

    お問合せフォーム