【開催報告】1/31開催:ウェビナー「生成AIの最新情報の提供と文部科学省のガイドライン紹介」 | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

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【開催報告】1/31開催:ウェビナー「生成AIの最新情報の提供と文部科学省のガイドライン紹介」

【開催報告】1/31開催:ウェビナー「生成AIの最新情報の提供と文部科学省のガイドライン紹介」

March 4, 2025

    E-2024-024

    ChatGPTをはじめとする生成AIの急速な発展により、教育現場での活用可能性が広がっています。

    本イベントでは、教育分野における生成AIの最新動向をご紹介するとともに、2024年12月に文部科学省から公表された「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」に書かれている生成AIの利活用にあたって重要な考え方、気をつけるべきポイントなどについて確認しました。


    本イベントについて

    毎月行っている本イベントは、教員に対して最新情報や有用な実践知を提供することに加え、構築中のコミュニティへの参加を促し、実践知を効率的に共有し合える環境を構築する目的で実施しています。

    今回のイベントでは、多くの教員が利用・注目する「初等中等教育段階における生成 AI の利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」について、実際に作成に携わった吉田が本ガイドラインに書かれている生成AIの利活用にあたって重要な考え方、気をつけるべきポイントなどについて解説し、理解を深めることを目的としました。

    具体的には、生成AIの活用に関連する最新情報の提供を行った上で、本ガイドラインの概要書を用いて、実例を交えながら重要な考え方や注意点を確認しました。イベントの中では参加者のみなさまともテキストを用いてディスカッションできる場を設け、各現場での課題や悩みなども共有し、解決策を探りました。

    今回のイベントの事後アンケートでは、「先進校の事例を見て自校でも実践したくて市教委に訴えたが管理職にストップをかけられてしまい、これまでも色々ICTの活用に関してストップをかけられてきたこともあり、どうせ頑張っても無駄だと感じていた。そんな自分の感想を取りあげていただき、また、同僚や子供のために頑張ろうと思えた。」等のポジティブなコメントが多く見られ、本研究プログラムで構築を目指す「教員が実践知を効率的に共有し合える環境」に繋がる双方向的な学び合いを実践できたと考えます。

    本研究プログラムでは、引き続き、教育現場から寄せられる実際のニーズに対する情報提供にとどまらず、イベントの実施と評価、コミュニティ運営を行うことを通して、教員にとって意義ある活動の明確化を行い、その知見を元に教育における生成AIの活用に関する政策提言を行うことを目指していきます。


    ・発表資料はこちらをご覧ください。

    ・当日の模様(Youtube動画)やその振り返りは、東京大学 大学院工学系研究科 吉田塁研究室 ホームページにて公開しております。


    開催概要

    ■テーマ:「生成AIの最新情報の提供と文部科学省のガイドライン紹介」
    ■日 時:2025年1月31日20:00~21:00
    ■会 場:YouTube Live
    ■講 師:吉田塁 東京財団政策研究所 主席研究員/東京大学 大学院工学系研究科 准教授
    ■研究プログラムについて
    「学び続ける教員を支える生成AI に関する学びの場づくり研究プログラム

    ◆ 教育×生成AI ポータルサイト Manabi AI(まなびあい)

    教育における生成 AI の利活用に関する基本的な情報や最新情報をまとめることを目的にしたポータルサイトです。(吉田塁主席研究員監修・記事作成)

     

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