E-2024-015
◆開催概要
■テーマ:「今後の金融政策と国債市場」
■日 時:2024年11月26日(火) 15:00~17:00
■会 場:東京財団政策研究所
2023年7月に開始された研究プログラム「財政危機時の緊急対応プラン」では、日本において財政危機、あるいはその前兆的な動きが生じた際の政府・日銀の対応策のあり方について検討を進めています。
日本銀行による金融正常化に伴い、今後、金利の引き上げ、日銀の国債保有残高の減少などが進むことが見込まれます。他方、与野党均衡の政治状況が生じる中、財政健全化への道筋は見えません。
こうした最新の状況を踏まえ、本ウェビナーでは、日銀による金融正常化が、国債市場の需給状況を大きく変化させることなどを通じ、長期金利、ひいては日本の財政状況・財政政策に与える影響などについて、金融財政の現場に通じた専門家を集めた議論を行いました。また今後、長期金利が非連続的に跳ね上がる可能性やその対応策などについても議論しました。
研究プログラム「財政危機時の緊急対応プラン」では引き続き、財政危機の前兆時などにおける対応策の検討を進め、具体的な政策提言を打ち出すことを目指して活動していきます。
加藤創太 研究主幹
会場の様子
◆登壇者(50音順)
愛宕伸康 東京財団政策研究所主席研究員/楽天証券経済研究所チーフエコノミスト
小黒一正 東京財団政策研究所研究主幹/法政大学経済学部教授
加藤出 東短リサーチ株式会社代表取締役社長・チーフエコノミスト
加藤創太 東京財団政策研究所研究主幹(研究代表者)
齋藤通雄 野村資本市場研究所研究理事
左三川郁子 日本経済研究センター金融研究室長兼首席研究員
森田京平 野村證券金融経済研究所チーフエコノミスト
◆発表資料等
(以下で公開するのは、ディスカッションでの論点整理・質問項目と、登壇者の許可が得られた資料
のみとなります)
加藤出 氏 発表資料
愛宕伸康 主席研究員 発表資料
小黒一正 研究主幹 発表資料
齋藤通雄 氏 発表資料
左三川郁子 氏 発表資料
加藤創太 研究主幹 論点整理